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チュンチュンチュンチュン・・・


「ん〜・・・もう朝かー」


俺はベッドを軋ませながら降り、台所へと向かい、そこで今朝の朝ごはんを作った。


・・・・俺、遠山悠人は転生者だ。しかし、転生したのは魔王の娘フィルタリアだった。しかし、俺のオタ知識から魔王の娘は色々と面倒臭いフラグが乱立すると感じて逃げ出した。それがもう2年も前の話だ。

今の俺は転生者遠山悠人でも無く魔王の娘フィルタリアでもない。ただの隠居した少女、フィールなのだ。


「んー今日もいい天気」


俺は自分で作ったログハウスから出てこれまでのことを思い返していた。

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