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脱出

その日の夜……。


「よし、作戦決行だ」


俺はベッドにこの日のために作った身代わり人形『ニセモノ君』をそう簡単にバレないように変装させて寝かせた。


「じゃあ行くか」


俺は『ステルス』を使い姿を隠した上で『サイレント』という風魔法を応用した消音魔法を使い音を鳴らさずに部屋を抜け出し、この日の為に調べ出した逃走経路のある位置へと向かい走り出した。



ガコッ

城の城壁の外にある石畳の一枚が盛り上がった。


「ふぃ〜」


逃走経路を使い、『ステルス』で巡回中の兵士の目を掻い潜ると漸くここまで来た。後はこの国を出るまでだ。


ここは魔界と言われているが実際は人間達が暮らす国とは地続きになっていて、正確には魔族領の方が正しい。



「さてと・・・『アクセル』」


俺は加速魔法をボソリと唱えると『ステルス』『サイレント』を使用したまま駆け出した。


(おお〜!凄い早いな!これ)


加速魔法は物凄く、どんどん風景が流れていった。これって新幹線ぐらいのスピードが出てるんじゃないか?


「まぁ、いいか」


念の為加速魔法に圧とかを防ぐ防御術式を組み込んでおいて正解だったな。無かったら目も開けていられないぞ、これ。


こうして俺は遂に悲願である魔王城並びに魔界から逃げ出したのだった。

俺は自由だー!

学生って思っているより時間がない(泣)

次から舞台は人間領です。

フィルタリアは平穏に暮らせるか!?

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