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「2色パン」

パン派?

ご飯派?


他には何があるのでしょう~?


麺派とか?

最近、少しだけハマっているコッペパンがあるのです♪

そのコッペパンは、左右それぞれが違う中身が挟まっていて

1つで2つの味が楽しめるパンなのです♪


「ねぇっ♪」

「なんだ?」

「コッペパンって知ってる?」

「当たり前だろ、何処にでも売ってる普通のパンだ」


普通のパン。

どうやら、彼はコッペパンの実力を知らないみたいです。

にゅふふ♪


「コッペパンって、素朴だけど種類も沢山有って選ぶ時って迷うよね?」

「だからって、1個食べれば十分の大きさだから2個目は食べたくはないな」


あの大きさ・・・

普通は2個も食べきれませんよね?(多分)


「でも、もし1つの商品で2つの味が楽しめたら良いと想わない?」

「おぉ! それは良いなっ!」


やっぱり、誰もが想うことなのですねっ!!

勿論、小さなコッペパンで種類を買うのも有りですけども

やっぱり、あのスタンダードの大きさで食べるのが良いのです♪


「にゅふふ~♪」

「なんだよ???」


2つの味が楽しめると解ったのなら

あとは、好きな中身を組み合わせるなら何にするか!

ですよね~♪


「それじゃ~ コッペパンを買うなら中身は何を選ぶ?」

「う~ん 王道のピーナッツバターだな!」

「もう1つ買うとしたら?」

「つぶあんホイップだなっ!」


どちらも食べたいっ!

でも、2個は食べきれない・・・

でもでも、2つの味を1つに詰め込めばっ!?


「自分の好きな中身でコッペパンが作れたとしたら?」

「おぉー! それは、ちょっと幸せだなっ!!」


そうです♪

そのしあわせが今!

私達の目の前にあるのですっ!!


「それが、このお店では出来るのだよ彼氏くんっ♪」

「お前は一体何のキャラだよ・・・(困)」

「にゃへへ(///)」

「全く・・・ 店の前で他のお客さんだって居るのに・・・(呆)」

「はうっ!!(///)」

「こっちが恥ずかしい(泣)」


そうです♪

今日はコッペパン専門店に彼を連れてきてみたのです!


ここは、サンドする中身を自由に決める事が出来るのです♪

もちろん、普通に1種類だけのも作ってくれますし

ダブルを注文すれば半々にそれぞれサンドしてくれます。

あと、オプションでサンドする量も増やせます!!

種類は約25種類!

自分好みのコッペパンを作って貰えるのです♪


「店内でも食べられるし、持ち帰りも出来るし」

「へぇ~ こんなお店があるんだな」

「良いでしょ♪」

「良いなっ!」


早速店内に入り、レジカウンターで注文をします♪

ただし、そこで味覚センスが試されるような気がするのは

私だけなのでしょうか?(悩)


「ねぇ~ イチゴジャムとソースコロッケってどうかな?」

「・・・・・・もしかして」

「こくん・・・(///)」

「・・・・・・別に良いんじゃないか? 俺は頼まない組み合わせだけど」

「Σ(=□=)!」

「・・・・・・・」


でも、食べたいなっ!

と想ったのを自由に組み合わせられる事が出来ることに

意味があるのです♪(きっと)


「どうしよう? お腹空いてる??」

「いいや、あまり」

「持ち帰りで買う?」

「そうだな」


なのでっ!

お互い、好きな組み合わせでコッペパンを買うことに♪

折角来たのだし、3つ買おうと想います。

3つだから最大6種類の味が楽しめるのです♪(///)


「にゅふふ♪」

「楽しそうだな?」

「後でひとくちあげるねっ♪」

「真ん中以外で頼むよ」


それぞれ、コッペパンを買いお店を出て少し他を廻った後

帰り道途中にある公園に寄り、ベンチでコッペパンを食べることに。


「にゅふふ♪」

「なんだよ?」

「ここで楽しみが、もうひとつあるのだよ彼氏くんっ!」

「だから、そのキャラは誰なんだよ・・・(困)」


コッペパンを食べるときの新たな楽しみ♪

それはっ!

最初のひとくちは何味か?

と言う事です♪


「今日は3個買ったけど」

「そうだな」

「どれを食べたいかを選ぶまでは良いけど」

「良いけど?」

「そのコッペパンのどちらの味を最初に食べたいか!」

「左右それぞれの味の事か」

「例えば、イチゴジャム&メイプルのコッペパンの時」

「最初にイチゴを食べたいかメイプルを食べたいかと言う事か」

「そう♪ 想った方が食べられれば大吉的な♪」

「まぁ、楽しいと言えば楽しいのか?」

「ハズレても、それほどダメージ無いけど(汗)」

「ちょっとした運試しもあるのか」


という訳でっ!!

早速、自分が食べたいコッペパンを選びます。


「私はこれにする」

「じゃ、俺はこれを」

「それのメイプル味側!」

「チョコクッキー味側」


そして、選んだコッペパンのどちらの味を食べたいか宣言して

ひとくち食べてみます♪


「むぅ~(微)」

「おっ♪」

「私は違った~(泣)」

「チョコクッキーだ」


どうやら、私は宣言した味の逆側を食べたみたいですが

彼は、宣言通りチョコクッキー味だったので大吉ですね。


「ずるい・・・(泣)」

「はぁ? って言うか、なんだその包みの開け方・・・」

「ふえ???」

「普通、口のテープ止めされた方から開けるだろ?」

「そう? 後ろから開けた方が綺麗に開くし食べやすいよ?」

「そうなのか???」


この、コッペパンの包みですが普通の細長い透明ビニールの袋で

パンを入れた後に口を専用のテープでクルクルと巻かれて

ラベルを貼ってくれるのですが、テープ止めした方は

爪が無いと剥がしにくいし、開けても袋が少し長いから

中からパンを取り出さないと一口目が食べられないのです。


だから、私はテープ止めの反対側を普通に摘まんで開けて

食べていたのですけども・・・


「変かな?」

「変というか・・・ もしかして」

「なに?」

「そのコッペパン、なんて注文した?」

「ふえ? イチゴジャムとメイプルって」

「俺は、カスタード&チョコチップと注文したけど」

「それが何か???」

「他のコッペパンは?」

「なに??? 名探偵ゴロニャン?」

「推理する気、無いだろ?」

「あうっ・・・」

「はぁ・・・(疲)」


何やら、彼はコッペパンの袋に貼られたラベルを

熱心に見ております。


「どうしたの?」

「これって、客が注文した通りに作ってるんじゃないのか?」

「そうだよ?」

「そうじゃなくて・・・」

「ふえ?(謎)」

「言った順に作ってくれてるんじゃ?」

「ふにゃ?(謎)」

「カスタード&チョコチップだと袋の中身とラベルが同じに」

「あっ・・・」

「左がカスタード、右がチョコチップ」

「あわわっ!!」

「だから、イチゴジャムとメイプルだと丁度・・・」

「テープ止めされた方を開けて食べれば!?」

「袋の底側を開けて食べるとイチゴ味側と言う事だ」


何と言う事でしょう!?

今まで何度も買って食べておりましたが

全く気が付きませんでした・・・

いつも、お神籤的な運試しだと想って居たのに

ちゃんとロジック的なものが有ったなんて・・・


「むゆぅ・・・」

「なんだよ」

「コッペパン歴6ヶ月の私が初心者の彼に・・・」

「微妙な月日だな!?(汗)」


他のお客さんは、この事に気が付いているのでしょうか・・・?

それとも、私だけがこんな事をしていたのでしょうか!?

とりあえず、今するべき事は!


「そっちのコッペパンも食べたい♪」

「切替早いな!?」

「良いの♪ ひとくち頂戴♪」

「どっちの味が良いんだ?」

「真ん中が良いっ♪」

「はぁ?」


謎も解けた所で

色々なコッペパンの味見です♪


「カスタード&チョコチップのアンドの部分が食べたい♪」

「お前の味覚が時々心配になる・・・」

「うにゃ? 何か言った?」

「いいや、何も・・・(汗)」


その後、お互いひとくちずつ交換して食べたので

結局4種類の味を楽しむことが出来ました♪

私は、アンドの部分も食べたので6種類の味?


『コッペパンって美味しくて楽しいのですね~』

コッペパン♪


挟まれてみたいですねっ!!


もぐもぐ。

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