「アニメはアニメ」
そうですっ!
アニメはアニメでっ!
現実とは違うのですっ!
たぶんっ!!!
何と言うか・・・
彼の部屋はもの凄く偏りがありますが
漫画喫茶よりも充実した作品が揃っております。
それは、彼の好む作品と私の好む作品が
似ているからなのでしょうか???
本棚のどれを読んでもハズレがありません。(私的に)
「ふにふに、この本も面白い♪」
「おっ! 3次元が2次元を見てる」
「うん???」
「うん? 2次元を見る3次元か?」
「な、なに!?」
「おっ!! 3次元が喋った」
「もしかして、私の事を言っているのっ!?」
「3次元がこっちを向いた!」
なんか、もの凄く失礼な事を言われている気がするので
今から棚上のフィギアをドミノ倒ししようと想います。
「にゅへへ パーフェクトを狙って~」
「わっ! 俺が悪かったっ!! 頼むから止めてくれ!(謝)」
「にゅふふ、3次元が2次元に謝ってる」
「2次元?」
「ふえっ???」
「いや、お前も3次元だろ!?」
「あっ・・・ 間違えた・・・(汗)」
「どうすれば間違えるんだっ!?」
2次元・3次元、それぞれの世界は違うのでしょうが
例えば、すご~く集中して漫画を読んでいると
気付かない内に自分がその漫画の世界に入り込んで
読んでいたりしますけど・・・
その時というのは、2.5次元の状態なのでしょうか???
「ねぇ!」
「なんだ?」
「私って2.5次元かなっ?」
「何を言ってるんだ???(困)」
あまりにも唐突な質問だったのか
彼の顔は真顔になり、頭の上には大きな?マークが
ふわふわクルクルと浮いているのが何故か可視化されている
そんな気がします。
「あ、あれ???」
「・・・・・・・・・」
「えっ? えっ! ちょっと!!(焦)」
「はぁ・・・(溜)」
なんか、もの凄く疲れた様な顔をされております(泣)
「えっと・・・」
「何を言い出すかと想えば」
「さ、さっきのは忘れて(汗)」
「自分は2.5次元なのかとか・・・」
「あわわっ! その発言! やっぱりナシっ!!(汗)」
「今更、気が付いたのかよ・・・」
「ふえ?」
「アニメキャラが現実世界に居たら、それは2.5次元に決まってるだろ」
「ふえぇー!?」
「当たり前のことを聞くなよ」
えっと・・・
確認ですっ!!
私は、人間で生まれも育ちも3次元だったと想うのですが・・・
あれ???
「あ、あの・・・?」
「うん?」
「私、人間だよね?」
「だな?」
「3次元だよね?」
「かな?」
「なんでそこは、だな!って言わないのっ!!!(泣)」
「3次元以外の可能性を残してみた」
あぁ!
もうっ!!!
私は、一体何!?
ホログラムか何かなのでしょうかっ!!!
いつか、画面から抜け出して首を絞めてやるっ!!!
「私、3次元だけどねっ!!」
今日も、私はゴソゴソと本棚を漁り
漫画を読んでおります。
お読み下さいまして
ありがとうございました♪