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「買い物をするなら?」

やっぱり、実際に見たり触ったりした方が

買い物って失敗が少ないですよね~

今日はお出掛けしております。

と言っても、街をふらふら歩いて

あてもなく雑貨屋さん巡りですが。


「あっ・・・」

「うん? なんだ?」


別に今日の予定には入れていなかったので

気にもしていなかったのですが

最近、欲しい物がひとつ増えたのです。


「最近、時計を探しているんだけど」

「時計?」

「なかなか気に入ったのが売ってなくて」

「ふ~ん 大音量の目覚まし時計か・・・」

「い、いや!? 大音量とかじゃなくて(汗)」

「うん? 柱時計か? 渋いな」

「いやいや、ゼンマイ巻かないしっ!」

「まぁ、鳩時計とか似合いそうだな」


あれ? 時計を探していると言ったら

普通は腕時計だと想うのですが・・・

それって、私だけ!?


「ねぇ?」

「なんだ?」

「大音量目覚ましとか、私は寝坊キャラなわけっ!?」

「う~ん・・・(悩)」

「私が食パン咥えて家を出たの見たことある?」

「無いな?」

「私が遅刻遅刻って良いながら走っているの見たことある?」

「無いな?」

「私が曲がり角で偶然誰かとぶつかったの見たことある?」

「無いな? って言うか、そのネタ知ってるんだな?」

「ふきゅっ!(///)」

「おっ、それは知らないネタだな」


ふ、ふきゅ! は私のオリジナルですっ!?(多分・・・)

それにしても、寝坊キャラだったなんて

始めて知ったぁ~(困)


「ねぇ? もしかしてだけど・・・」

「うん?」

「私と腕時計って結びつかない感じ?」

「おぉ! そっちの時計かっ!」

「あっ・・・ 私は日時計とか使わないからねっ?」

「だ、ダヨナっ!」


なんか、最後の返答が怪しい感じでしたが・・・(困)


「兎に角、腕時計を探しているのっ!」

「そうなのか」


でも、探していると言っても

求めているデザインを説明したり

イラストで伝える事も私には出来ないので

探す時は、片っ端からお店を見て廻るしか

方法は無いのですけど・・・(泣)


「だからっ♪」

「うん?」

「時計が売っているところに行きたいかも♪」

「まぁ、今日の予定は決めてないから別に良いぞ?」

「にゅふ♪(嬉)」

「それで? どんな腕時計を探しているんだ?」


それです・・・

どんな腕時計を探しているか?

私が知りたいくらいですっ!

直感的に『良い!』と想ったのを求めているので

説明にも困ります。


「どんなって聞かれても分からないの・・・(困)」

「そうなのか!?(困)」

「一目惚れとかの類いだから・・・」

「あぁ~ なんか、言いたい事は何となく分かるかもな」


ただ、流石に範囲というか好みの幅くらいは

探す方向性として幾つかポイントはあります。


「とりあえず、文字盤は小さめのシンプルなのが好き」

「ほう」

「表示は、針があるタイプが良いかも」

「針がある??? アナログタイプって事か」

「そう! それっ! アナログタイプ♪」

「シンプルなアナログの腕時計か」


これ位は、基本的な選ぶポイントだと想いますけど

その他には、形状や機能の部分も一応考えております。


「あと、ケースは普通に円形で薄型が良い・・・」

「ふむ 円形の文字盤か」

「それと、プールとかでも使える防水が良い」

「おぉ~ 生活防水以上の性能か?」


結構、ポイントっぽいのは他にも色々あるのですが

それらって、当たり前すぎて参考にならなかったり?

とかとか、説明している途中で気が付いたりです(泣)


「感覚的な物事を伝えるって難しいね?(困)」

「とりあえず、大きいお店に行ってみるか?」

「うん・・・」

「じゃ、まずこのお店からだなっ!」


今、立ち止まって話をして居た所に

お店があるなんて奇跡!?(汗)


「こんな近くにお店があったの!?」

「とりあえず時計取扱数が多い店を検索したらココが出たぞ?」

「時計屋さんの前で時計屋さんを探していたなんて(泣)」

「運命的な出逢いがあるかもな?(笑)」


ホント、何かの偶然でしょうか?

腕時計の話をして居たら目の前が時計専門店だなんて!


「こんなお店があったんだね~」

「まぁ、用事が無ければスルーだしな?」

「普段は気付かないものだね」

「早速入ってみるか」


入店早々、店内を見渡すと・・・

広すぎますっ!

全部時計!? 当たり前だけどっ!!


「ふにぇ~ 大きなお店だね!」

「そうだな」

「欲しい時計が見つかりそうな気がする♪」

「有ると良いな」


時計を取扱っているお店であれば

宝石店もですし眼鏡店でも?

他にも文具店、雑貨屋さん、ホームセンター

アウトドア、スポーツ用品店、ギフトショップ

探せば沢山の場所で一応時計を探せるのでしょうれど

やっぱり時計と言えば時計屋さんなのですね♪


「むぅ~(困)」

「どうだ?」

「広すぎて(泣)」

「まぁ、時間は沢山あるし」


これだけの品揃えがあると見るのも大変ですが

メーカー別に分かれているので特徴的なデザインにも

統一感が現れていて好みを探すのは意外と楽ですが。


「あわっ・・・」

「おっ? 良いのあったか?」

「こう言うのが好きかも♪」

「へぇ~」


時計のイメージですけど

普通に、金属ならゴールドとかシルバーとか?

樹脂なら黒でも、カラフルなのでもとか

本革ならブラウンや赤とかもあったりですが


「むぅ~ 方向性としてはコレかなっ♪」

「ふ~ん あまり見かけないタイプだな?」


とりあえず、今見つけた腕時計ですが

ベルトも文字盤も全部真っ白!

少し汚れには気を使いますが・・・


「う~ん もう少し別のを探しても良い?」

「こっちは構わないが?」


直感的には「良い」とは感じたのですけど

もう少し何かありそうな予感がするのです!

野性的な第六感っぽい何かを訴えておりますっ!


「ふむっ! コレも真っ白のデザインっ♪」

「うん? 白縛りで探すのか?」

「むゆゆ・・・ そういう訳じゃないけど」

「それなら、白い時計を全部見つけたらどうだ?」


確かに、モヤモヤしたイメージのまま探すよりも

今見つけた時計と近い物を最初に探した方が

選びやすいかもですね♪


「ちょっと、探してくるっ!」

「はいはい」


イメージが固まっていると

探すのも早いですね。

こんな広いお店なのに10分くらいで

全部を見て回ることが出来ました♪


「えっと 白い時計を9個見つけた」

「ほう? その中から選ぶのか?」

「う~ん(悩)」

「どうした?」

「ちょっと、こっちに来て?」

「ショーケースにか?」


白い時計。

このお店の中だけで数百もの時計があるというのに

白い腕時計は9個しか無くて・・・

さらに条件を全て満たす時計は数個だけです。


「時計・・・」

「???」

「これにしても良いかな?」

「えっ?」


彼は一瞬、どこ? といった感じで

見えない時計を探しているようでしたが。


「なんかstarryってシリーズなのかな?」

「星???」

「Star?」

「って、プレートの横に説明があるぞ?」

「あわっ! それ説明だったんだ(汗)」

「・・・・・・(汗)」


Starry 英語はよく分かりませんが・・・

説明を読むと、文字盤に沢山の星をちりばめた夜空を

イメージして作った腕時計らしいです♪

普通に説明書きが添えられていました(泣)


「これ・・・」

「白の部分が一切無いな?」

「ふぐっ!(困)」

「まぁ、運命の腕時計がコレなんだろうな?」


本当に不思議です。

この時計が入っているショーケースの近くには

白い時計なんて全く無いのに

どうして白色だけを探している時に

この腕時計を見つけられたのか。


「これに決めた・・・」

「本当に良いのか?」

「うん」

「星をイメージした時計を他に探したりは?」

「大丈夫」

「それなら良いんじゃないか?」


白の部分なんて一切無くて。

文字盤だって別に小さくないし

薄さだって普通程度です。

最初の求めているデザインとは全く違いますね。

一応、アナログタイプで文字盤は円形

あと防水性能も条件クリアでした♪


「えっと、店員さんを呼ばなきゃだね?」

「そんなに気に入ったなら」

「???」

「プレゼントしてあげるぞ?」

「ふえっ?」

「うん?」


何かの聞き違いでしょうか?

腕時計をプレゼントしてくれると

聞こえたのですけど・・・(汗)


「今、なんて?」

「だから、プレゼントは星の腕時計で良いかって」

「もしかして誕生日プレゼントっ!?」

「いや、誕生日だったら9ヶ月後になるぞ?」

「じゃぁ、クリスマスプレゼント?」

「それでも7ヶ月後だろ?」

「う~ん、初売りでも良いよ?」

「って、なんでクリスマスより伸びるんだよ!?」


むゆゆ・・・

予想外のプレゼント発言に戸惑っております(困)

何も準備とかしてないし・・・(お返し的な?)


「むぅ~(困)」

「決まったなら店員さんを呼ぶぞ?」

「ぴくっ!! えっ!?」

「なんだ?」

「プレゼントは・・・ また今度で・・・(汗)」

「良いから良いから」

「よ、良くないよっ!?(汗)」

「今回はあれだ、練習みたいなものだ」

「練習? って何の?」

「まぁ、色々だ」

「なにそれ?」

「秘密だ」


結局、私があたふたして居る間に店員さんが来て

そのまま、星の時計をプレゼントされてしまい

お店を出る時には、私の腕に星の時計が(///)


けど、プレゼントの練習って一体なんでしょうか?

気になります。

お読み頂きありがとうございました。


先月に書き上げたかったのですが

数日超えてしまいました(泣)


これからも、ゆっくり続きますので

よろしければお願い致します♪


それにしても・・・

プレゼントの練習ってなんでしょうか?

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