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「ハロウィン」

まだ、ハロウィンを体験したことが無いのですが

あの大きなカボチャって・・・

何処で手に入れて、最後は何処へ向かうのでしょうか???

すごく大きいけど・・・


食べるの???

かなぁ~

街を見渡せば、どこも黒色とオレンジ色と紫色と?

そして、カボチャの・・・


「あれは、髑髏ドクロで良いのかな?」


季節に関係なく、あの黄色い大きなカボチャを見れば

ハロウィンを連想しますが・・・


「それとも、頭蓋骨ずがいこつなのかな?」


そもそも、このハロウィン・・・

収穫祭とか悪魔を祓う行事だったのが

いつの間にか、家のドアを片っ端から叩いて

住人からお菓子を巻き上げる行事になってますね?


「なんか悪魔より現実的で、質が悪いじゃない!」

「一応、Trick or Treatトリック・オア・トリートって聞かれるぞ?」

「でも、それって選択肢ないじゃない・・・」

「それはそうだな」

「悪魔祓いするなら子供を一掃するべきね!」

「な、なに怖い事を言ってるんだ?」


そして!

今日は、10月31日


と言いたい所ですが、今年は平日ですし

それも週の真ん中・・・


ですので、少し前倒しで日曜日の夜に

各地でハロウィンパーティーらしきモノが催されてるみたいです。


「なんか、楽しいねっ♪」

「結局、日本人はお祭り好きだからな」


そのハロウィンパーティーに私達も参加する為!

仮装をしてきましたっ!!


「ふにゃ~ みんな盛り上がってるね~」

「仮装して外を出歩くなんて普段出来ないからな」

「だよね~ 普段からゾンビの格好とか無理だもんね」

「まぁ、眼がゾンビ化しているサラリーマンは居るだろうが」

「あうぅ・・・ で、でも噛みつかないから安全なゾンビ・・・」

「絶対に噛みつかない! ならな?」


とりあえず!

このパーティーは、特に受付もなく

楽しく参加すれば良い!というルールみたいです。


「でも、やっぱり日本だね~」

「うん? 何がだ?」

「流石に、仮装して居ない人へは金銭ねだらないもん」

「金銭って・・・ 子供のお菓子だろ!!」


もし、何の告知も無く住宅街でインターホンを鳴らして

Trick or Treatと玄関先で言っても・・・

警察を呼ばれるだけでしょうね(泣)

銃で撃たれるよりは平和ですけども・・・


「ねぇ×2♪」

「なんだよ」

「みんな、何をしているのかなっ!?」

「何って・・・ 何だろな???」


楽しそうだったので勢いで参加してみましたけど・・・

来てみると確かに楽しそうではありますが

みんな・・・

写真や動画を撮るばかりで、SNSの投稿以外は何もしてない!?


「う、う~ん・・・ これじゃ・・・」

「ただの野外撮影大会だな?」

「こういう所で、新しい友達の数が増えていったりするのかな?」

「だろうな?」


来て早々・・・

スマホの様なモノがあまり好きではない私は

なんか、やることが無くなってしまいました(泣)


「ねぇ、折角だしみんな人の仮装を見て廻ろうよ♪」

「すごい仮装の人が居たら声を掛けてみれば良い」

「そ、それは・・・ 遠慮するかも(///)」

「なら、反対に声を掛けられたら?」

「えっ???」

「撮影OKかとか聞かれるかもな?」

「か、顔・・・ 隠しで良いなら(汗)」

「おぉ? 写真嫌いなのに珍しいな」

「き、今日は特別っ!!!」

「ふ~ん 特別ね~」


歩き始めて分かったことは

魔女っぽいコスプレ率が高いことでしょうか?

オバケは・・・ シーツを被れば良いのでしょうけど

やっぱりあまり面白くない予感???


それよりも、ゾンビって!?

ハロウィンの正統キャラクターなのでしょうか!?

お菓子をくれないとイタズラしちゃうぞを断ると

もれなくゾンビ化決定って(泣)

でも、ゾンビ・・・ お菓子食べるのかなぁ???


「結構、みんなメイクとかシールとか手が込んでいるね?」

「血とか傷口とか色々細かい所まで表現してるな?」

「あっ・・・ 意外と、何も仮装していない一般の人も多いね?」

「まぁ、ココに居る全員が仮装と言う事も無いだろうけどな」


仮装して居る人も、していない人もみんな楽しそう♪

そんな事を想いながら歩き回っているとっ!


「あっ!! すごい人が居たっ!!」

「うん? 何処に?」

「あの光っている人!」

「うわっ、あれはすごいな」


謎の発光人物に近付いてみると・・・

全身にLEDなのでしょうか???

光り輝く・・・ パフォーマー?


一切喋ることなく、動きだけで色々表現したり

すごく格好良いダンスをしたり


「ほえぇ~ なんかハロウィン関係無しだけどすごいね」

「今なら、あの格好でも大丈夫だろうからな」

「何も無い日常で、あの格好は捕まっちゃうよね(汗)」

「まぁ、ココに居る大半も日常ではギリギリアウトだけどな」


ナチュラル魔女メイクくらいならギリギリセーフでしょうけど

ゾンビ化したゾンビとか? 血塗れのボロボロシャツで

足を引き摺りながらあるく人とか? 全身LED発光人物とか?

ギリギリアウト? と言うか、アウト!

ですよね~(汗)


「でもでもっ♪ 私はセーフでしょ?」

「はぁ?」

「これは捕まる事案じゃないでしょ?」

「・・・・・・はぁ?」


いまいち、彼の反応が悪いです・・・

以前、コスプレと言うよりはリアルメイドな格好をして居た日に

なにも考えずに飲食店に入った時があるのですけども・・・


店内に入って早々、なんかお客さんが私にオーダーをしてきてしまい

仕方がないので、そのまま私は本物の店員さんを呼びに行き

お客さんのオーダーを取り直して貰ったことがあるので

最近は黒猫メイドコスは控えていたりです。


と言うかっ!!! 白シャツに黒のロングスカート

それに黒エプロンだと猫耳を付けて尻尾も付いているのに

誰も違和感を感じないのはどうして???

不思議ですねっ!(笑)


「今回はメイドコスじゃないから誰にも迷惑掛けないでしょ?」

「まぁ、客を勘違いをさせる格好では無いな?」

「にゃへへ♪ ねぇ! 似合ってる?」

「まぁ、変な格好がよく似合うよな?」

「なっ! 何それっ! 絶対褒めてないよね!?」

「褒めては居ないだろうな?」

「むぅー!(怒)」

「顔まで赤くしてどうするんだよ・・・」


それはそうと、歩きながら参加しているみんなを見て居ると

本当に楽しそうです。

もしかして、みんなコスプレ願望が少しはあるのでしょうか?

と言うか、ココロの何処かでは少なからず

変わりたいと想って居る部分があるのかも知れませんね?


「今の所、居ないね!」

「誰が?」

「私と同じ格好の人!」

「居たら困る・・・」

「えぇ~ 何で困るの?」

「変な奴が地球に2人も居る事が確定するから」

「むぅー! なんかすごく酷い事言ってる気がする!」

「ちゃんと鏡を見たか?」

「見たよ?」

「カレンダー見たか?」

「見たよ!」


今日は、しっかりと衣装や小物を揃えたし!

ハロウィンパーティーの日時も確認してきたし!

何も抜かりはありませんっ!!


「私、完璧だよっ!!!(照)」

「なら、なんでその格好なんだよ・・・(汗)」

「ツインテールの方が良かった?」

「まぁ・・・ その方がより良いが って! 違うっ!」

「ふえ?」

「なんで、その衣装を選んだんだよ(泣)」


どうやら、私のコスチュームに対して

1件のクレームが入っております。


「だ・・・ ダメだった???(涙)」

「個人的にはダメじゃないが・・・(汗)」

「じゃぁ、OK?」

「でも、ハロウィン的はどうなんだ???(汗)」


ハロウィン的に?

確かに、私と同じ衣装の人は今の所いませんね?


「もしかして、世界が私に付いて来られてない?」

「あぁ・・・ ものは言い様だな(汗)」

「ちょっと、早かったのかなぁ~♪(ドヤっ!)」

「まぁ、早いだろうな・・・ 1ヶ月程」

「ハロウィンにサンタクロースはダメかな~♪」

「今その格好をしたら、クリスマスは何を着る気だ?」

「あっ・・・(驚)」

「おい・・・(驚)」


そうですっ!!

ハロウィンに、先取りでサンタクロースの格好をしたら

クリスマスは、何を先取りすれば良いのでしょうか!?


「えっと・・・ クリスマスの次って?」

「年越しだな?」

「衣装的なものは・・・?」

「鏡餅のコスでもしておけよ」

「酷っ!! 顔を橙色に塗れとかっ!!!」

「そ、そこまでは言ってないぞっ!?」

「鏡餅のコスプレ・・・ ぐすん(涙)」

「まぁ、クリスマスはサンタをもう一回すれば良いだろ」

「じゃぁ、年末年始は???」

「鏡餅じゃなくても巫女とかもあるだろ」

「あっ♪」

「おい・・・ 狐の格好で巫女をするのは禁止だからな」

「ぎくっ!!」

「み、耳だけ・・・」

「却下だ」

「尻尾だけ・・・」

「却下だっ!」


ふと、ハロウィン仕様でゾンビ化したサンタだったら

OKだったのでは!?

と、今頃想ったりです。


「(クスクス)」

「?????」


何か分からないけど

お祭りって楽しいですねっ♪

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