一月八日_二
色々ありました。父が来て。
今日のこと、書きたいと思います
父は電話をしてから、1時間くらいで家に来ました。
会ってそうそう、父は「本当なのか」と僕を問いただしました。
僕は母を入れたクローゼットまで父を連れていきました。
父は扉を開けずとも臭いを嗅いだだけで、泣いて吐きました。その場で。
父はクローゼットを開けて母をみました。
僕も久しぶりに母の姿を
異臭がすごくて、母は腐っていて、母は
父は僕を殴りました。三回、思いっきり。
父は泣いてました。
僕は何も言えませんでした。謝ることも、泣くことも出来ませんでした。
だって僕にはそんな資格ないから
僕はただの人殺しだから。
僕は何も言わずに死ぬべきでしょう。父さん、気付けばあなたとおなじこと考えていたよ。
僕はその場に座り込んで、目を閉じて、何も考えられなくなった。
父の足音が恐かった。
何時間そうしていたか分からない。
そんな状況でもおかしなことに僕のお腹がぐぅとなりました。最近ほとんど何も食べてなかったから当然といえば当然なのかもしれませんが。
父はそれを聞くと黙って家を出て行きコンビニのお弁当を買ってきました。
僕の分も。
どうして、人殺しに食べさせてくれるのですか。どうして、自分の愛した人を殺した人にそんなことができるのですか。
父は泣きながら、僕に謝りました。「父さんのせいだ、ごめんな。ごめんな」と。
どうして謝るのですか。どうして父さんが謝るのですか。僕が全部悪いんだよ。僕がやった。ただ僕の汚さだった。弱さだった。全部、僕のせいです。父さんは罪を感じないでください。全部僕のせいです。
「ごめんなさい、ごめんなさい。」押さえられなくて僕も謝っていました。そんな資格ないのに。
言葉が勝手に出てきたのです。
「明後日、一緒に警察に行こう。明日はずっとお父さんと一緒に過ごそう」
父はそう言ってくれました。
眠ります。なんだか疲れました。
言い訳をひたすら書きなぐったこの文章も、明日で終わるでしょう。
見ていてくれた方、ごめんなさい。
寝ます。おやすみなさい。