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12.10 掉尾の座談会!

掉尾の座談会だ、終わりに議員も来る。

担当幹部はY本部長だ。完璧!


S白百合の司会で始まった。

勤行そして学会歌「今日も元気で!」

新聞配達の歌でみんな大好きだ。

次、巻頭言私の番だ。拝読の後、


「この1年振り返って見ますに3人のニューフェイスが

増えました。新入会の仁君女子学生部のSさん、そして

一昨日の夕方5時からのミニ座で初めての外国人新来者

SSさん!素晴らしい1年でした。来年も頑張りましょう!」


最年長のKさんは今年この団地の自治会長、

「学会員でありながら足を引っ張るやつがいる」

とのこと、皆顔を見合わせる。

副常勝のNくん、期待の一人だ。


「マンションが売れてよかった。しかし東京にいた時も

あんたの題目ではあかんと言われ、こないだおふくろさんに

いつまで題目あげてるのと言われ・・・」

気づいてはいるみたいだ。


さて個人的には最も期待の大誓堂から帰ったばかりの副常勝Kくん、

何を言っているのかわからずしどろもどろの延々15分。

皆の顔が引きつってくるのが嫌でもよくわかる。

何とかしなければと焦ったその時、がさっと展示が落ちた!


『話が長いから落ちたんや』と笑顔のつもりでつぶやきつつ

展示を本部長と掲げ話は終わった。K白百合S常勝K地区FB

の話は割愛して最後のY本部長指導になってしまった。


残念で残念で仕方がない。病気のせいにしてはいけない、

とわかってはいても今まで絶好調だったのにこれがあるから

また振り出しだ。


みんなは病気だからと温かい目で見てはくれてるが、

口惜しいの一言に尽きる。本人もわかってはいても

どうにもならないのだろう。その苦しさは決して人には

わかるまい、私にも。題目しかない。涙、涙、涙。


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