表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/5

第2話



★★★★★★★★★




心紅は今週放送委員の当番らしく、階段でわかれる。



教室に入り、スクールバッグを机の横にかけ教科書等を机の中にしまう。



「おはよう、スピカ!」


「あ、おはよ、神崎。」


女友達で、半妖精(ハーフエルフ)

小森(こもり)花南(かなん)と、

隣の席の男子で私の班の班長でもある、半人(ゴースト)三田(さんだ)良平(りょうへい)だ。


「おはよう、二人共。あ、宿題個々に出しとくね。」


「うん。あれ、如月は?」


「放送だよ。あ、ほら。」




『皆さん、おはようございます!今日は、4月×日月曜日です。これから朝の放送を始めます。』


絶対に心紅の声だ。8年間の付き合いだし、すぐにわかる。



「そういえばさ、今日の道徳って係と委員会決めだよね?」


花南が時間割を確認しながらつぶやく。


「そうだよ。はぁ、だるいなぁ…。」


嫌そうに良平がぼやく。


「係とかなんでもいいし、テキトーに手挙げとけばなんとかなるよー。」


と、寝る気満々の私。別に、内申点とか取れなくてもそこそこ勉強も出来てるし成績は大丈夫であろう。




ーーキーンコーンカーンコーンー


チャイムが鳴り、生徒達はいそいそと席に着く。


「じゃ、また後で!」


「うん。」


花南も席に戻る。良平は自分の席から会話に参加していたので、班員が出した宿題をまとめている。


そして、チャイムと同時に先生が入ってきた。


うーん、やっぱりいつもと変わらない。

何か刺激が欲しい!と感じてしまうのは私が神の血筋だからかな、と考えてしまったりする。(と言うのは言い訳で、自分がそう感じただけなのだが。)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ