蝦夷地開発の命令
加賀 末森城
関東の遠征が終わり、内政に力を注ぎながら、蝦夷地の開発準備を行った。
第六天魔王が蝦夷の蠣崎氏の改易を命じ、蠣崎氏の城を接収したという話が入ってきた。
「ようやく、蝦夷地の開発を進めやすくなった。
彼ら、蠣崎氏はアイヌ達の富を収奪していたようだ」
長束正家が「そうなると」
私は頷き、「蝦夷地の開発は織田家が責任を持ってやるか、私か、元親殿がやることになろう。
先に、第六天魔王に示した蝦夷地開発計画書出したからには」
信政は第六天魔王の呼び出しまで、しっかり自身の領地の内政を見ることになった。
暫くして、第六天魔王から呼び出しを受けた。
近江 安土城
第六天魔王が信政を待っていた。
暫くして、元親殿がやってきた。
「二人に相談したいことがある。
交代で蝦夷地開発をやって欲しい。
援護には上杉、最上、伊達、南部、東北に領地を持つ大名をつける。」
二人は頷き、「我らが、中心となってやるしかないということでしょうか?」
第六天魔王「そうなろう。」
蝦夷地の開発とアイヌとの交易がこの時、始まった。
これが、後に、西欧の植民地主義と相反する考えとなるとは思わなかった。




