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とある魔法使いの娘の呟き 099
立ち上がり、思わず大声を出してしあった私を、誰も責めることはないはずだ。 まあ、お爺様や王様は私の声に驚いているので、あまり理解していない様だけれど。
「そんなただ、肩が凝るだけのモノよりも、父のことです」
「確かに、これは重いからの」
そう言うと統龍様が自分のモノを徐に持ち上げる。その動く巨大な果実に目を奪われる男性陣。まあ、お爺様と王様は隣に座るパートナーの殺意の籠った視線に震え上がっているけれど。
「…どちらにしろ、時を操ることが出来たとしても、今ここにいる私たちに影響するかどうかわからない上に、何が起こるかもわからいということですよね」
私は、口早に話を進めていく。まったくこの人たちの余裕は何処から来てるのか…
「フフフ♪」
「な、なによ?」
突然笑いだす王女に戸惑いを覚える私。
「落ち着いた?」
どうやら余裕が無くなっていたのは私のようだ。




