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とある魔法使いの娘の呟き 077

「なぜ、お婆様が?」


 話が進まなそうなので、割り込ませてもらう。


「ふん、この暇龍の魔力を感じただけだったなら良いんだけど、場所が貴女のところだったから。あの人が慌てちゃってね」


「もしかして、お爺様がいらっしゃるのですか?」


 お、お爺様が来るとなると、天地がひっくり返るほどの大騒ぎになるのでは…事実、王族の方々は、お婆様の登場で完全に固まっていますし。


「いいえ。明日の準備があるから離れられないのよ。だから私が代わりにね。ただね…」


 お婆様はそう言いながら、私の腕に中に居る小さな父に目を遣るって、私しゃがんだまま!?


「し、失礼いたしました。お婆様」


 私は父を抱き上げるように立ち上がる。


「ふふ、良いのよ。貴女は私の孫。ましてや義息子がこんな状態なら、私よりあの人の方が良かったかもしれないわ。そして、非礼というならば突然現れた私たちよ」


 そう言うとお婆様と家政長が、王族の方々に向きを変え、実際の立場では着ることのないはずのメイド服のスカートの端を摘まむと片足を引き低姿勢を取る。


「突然の転移魔法の上、このような姿で参上してしまい申し訳ございません。家族の危機と駆け付けた次第、平にご容赦いただければ幸いです」

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