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とある魔法使いの娘の呟き 061

「…ふふ」


 突然の私の魔力の増大に龍統と呼ばた少女だった女性は、私に大きく見開いた視線を向けると、優しく微笑みます。そして、また私の頭を撫でてくる。


「なに、この娘を責めたりせぬ。当時の状況を確認したかっただけじゃ」


「お嬢様。ありがとうございます」


 ソファーから立ち上がった私の使い魔は私の隣までくると、私の右手を小さな両手で優しく包み込み自分の胸に抱きかかられた。


 彼女の鼓動は、いつもの無表情が嘘のように早く、緊張をしているのだと私に教えてくれる。それが逆に私を落ち着かせる。


「こちこそ、いつもありがとう」


 そう私も彼女の両手に開いていた手を重ね、微笑みあ…ん、外が騒がしいようなっと思った瞬間、扉が音を立てて飛び込んできた。


「姫様ぁぁ~」


 そこには生徒会室へと王女付の騎士や城の親衛隊たちの雪崩れが発生。


 何か、いろいろと台無し…

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