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とある魔法使いの娘の呟き 006

 その問題とは、薬がとても()かったこと。


 両親の仕事柄、薬に慣れていた私には何も問題はなく。一方、慣れていない子供たちは、その薬を飲み込むことすらできず、吐き出してしまい治療ができない事態に。


 そして、その中、王女様も含まれていた。


 この事態に当時まだ王太子であった王様も()()()()()()()、開発者である両親を呼び出すと、責め立てた。


『なぜ、吐き出してしまうほど苦い薬を作ったのか!』


と、周りの臣下の方々も止めるに止められないっといたほどの剣幕で。


 しかし、そんな険悪な場で、父はあろうことか“お菓子”を王太子に献上した。


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