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とある魔法使いの娘の呟き 039

 さて、あれからどうなったかといえば、呆気ないの一言。


 もみ消したというか、陛下たちが握り潰した。


 あの騒動は、皇子が学院をサボって城下で遊んでいたということになっている。


 父の管理不届による皇子の生命の危機、そして皇子の窃盗。この事が表沙汰になるのは、王国と帝国の両国に不利益しかならないと判断されたみたい。


 かといって、お咎めなしかと言えばそうでもなく、父は陛下からの勅命依頼ということで国内を回る医療団が持ち運ぶ薬剤等の生産指導を受けた。通常ならば、学院長がその任に当たるのだが、高齢を理由に父が推薦された形となった。責任の大きい仕事である。


 お咎めというより名誉なことの様な気がする。まあ、そこは大人の方便なのだろう。


 そして、問題を起こした皇子はというと…


「ここにいたのk


 「|Il peut être impressionné!《彼のものを吹き飛ばせ!》」


どば!?」


 なぜか、私に付きまとうようになった。

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