表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
112/116

とある魔法使いの娘の呟き 112

「あなたと王女には謝っておきたいの。ごめんなさい。あの孫娘()がこんな薬を作ったことも、死んでしまったことも、原因は私なのだから」


 私と王女に頭を下げる 曾お婆様は。突然の謝罪にどうしていいかわからず戸惑う私たち。


「初代魔王様…(わたくし)には、その謝罪の意味を理解するには、今だ未熟過ぎます」


 はじめにそう声を出したのは、(わたし)ではなく、王女でした。


「ですが、小生意気な娘と思われるかも知れませんが、私なりに愛し愛され、癒し癒されたいと願う気持ちを理解しているつもりです。それに、初代魔王様がいらっしゃらなければ、たぶん私はこの世に居らず、愛して欲しいと願う先生にお会いすることができなかったのだと思います」


 彼女は愛おしそうに、幼くなった父に目を遣る。


「感謝の言葉を口にすることがあっても、憎むような恥知らずなことなど致しません」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ