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F!くえすとっ!  作者: あひる亭桃羽
〜そして、鮮血へ〜
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そして、鮮血へ7

イパスルは悲鳴を上げながらその場に座り込む。

そんなに怖いかなぁ?

魔物と変わらない気がするけど。


シュウドはソファに座っている死体に再度蹴りをはなつ。

死体は立ち上がりながらシュウドの蹴りを受けると、反対に手刀で喉を狙う。

手刀を見切ったシュウドは紙一重でかわし、即攻撃に転じる。

激しい攻防。

死体も素早い攻撃を繰り出すが、わずかにシュウドの方が早い。

シュウドの鋭い蹴りが、突きが、死体に襲いかかる。

攻撃がヒットするたびに、干からびた身体から腕が落ち、身体が欠け、どんどんボロボロになっていく。

しかし、死体は動きを止めない。

身体を回転させるようにして死体が回し蹴りを放つ。

シュウドはそれを腹に受け、テーブルに突っ込む。

派手に割れるカップやケーキ皿。

死体は追撃にいくがシュウドは素早く起き上がり構えをとる。

死体は更に蹴りを放つがシュウドはそれをうまく受け流し反対にハイキックで死体の頭を蹴り飛ばした。

頭は身体から離れ地面に落ちる。

サグアは離れた頭と身体に炎の矢を放った。

干からびているだけあってよく燃える。

そうしてやっと死体は動きを止めた。


さて、もう一体。

壁に寄りかかっていた死体は、文字通りシュウドに飛びかかる。

シュウドが死体の攻撃を避けた瞬間にサグアが炎の矢を放つが、死体は機敏にかわす。

やっぱりある程度ダメージを与えて動きを封じてからじゃないとダメか。

アタシは一気に死体との間合いを詰めると、剣を振った。

袈裟斬りの斬撃は後ろにステップを踏むようによけ、横一文字の斬撃をジャンプしてかわす死体。

ええい、すばしっこい!

死体が着地した瞬間にシュウドが足払いをかけて転ばす。

死体は素早く跳ね起きようとするが、アタシはその機会を逃さず、死体の首をはねた。

しかし頭は頭で口を動かしているし、身体は立ち上がろうとしている。

立ち上がった首のない死体にシュウドはローキックをする。

片足がボロッととれ、バランスを崩し倒れる死体。

そこへ、サグアの炎の矢。

これはかわせず、死体は炎に包まれ燃え尽きた。

やれやれ、なんだったんだ?

この先もこんなのが出るのかな。

イパスルじゃないが、嫌になってくる。

アタシは剣を鞘に収めながらそっとため息をついた。


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