13
まずはサグアが炎の束を両手から発する。
ジェネラルホークに一直線。
座ったまま、手でなぎ払うように魔法をかき消す。
間髪いれずに、アタシが剣撃を加える。
奴はアタシの剣での連撃を、やはり座ったまま指で受ける。
くっ!当たらない!
フェイントを織り交ぜるが、やはり結果は変わらない。
そこにシュウドが加わって来た。
アタシの剣撃にシュウドの打撃が加わる。
ジェネラルホークは器用にアタシの剣撃とシュウドの打撃を避け、受け、かわした。
相変わらず、玉座に座ったままだ。
「ははは、こんなものか。ゴブリンキングを倒したのだから、もっとやるかと思ったがな」
ジェネラルホークは相変わらず攻撃をよけながら、残念そうにため息をつく。
どこまで余裕なんだ!
「ルンミイ!シュウド!離れろ!!!!」
サグアは叫ぶのと同時に魔法を放つ。
鋭い光の矢。
ジェネラルホークはかわすはかわしたが、頬から血を流している。
「このジェネラルホークに傷をつけたか。褒めてやろう。褒美に、少し本気をだそうか」
ジェネラルホークは玉座から立ち上がると、不敵に笑った。
「うらぁ!」
シュウドがすかさず攻撃する。
蹴り、突きのコンビネーション。
しかしそれは、ジェネラルホークをかすりもしない。
「遅いな」
ジェネラルホークの拳がシュウドの顔面を捉え、シュウドは地面を転がる。
しかし素早く立ち上がると、また攻撃を開始する。
「懲りないな。その心意気は嫌いじゃない」
やはり一撃として、攻撃は当たらない。
アタシはシュウドに加勢する。
シュウドのフェイント。
アタシの攻撃と見せかけたフェイントからのシュウドの攻撃。
裏の裏をかいたつもりでも、それを上回るジェネラルホーク。
「はっ!」
鋭い蹴りがアタシを襲う。
身をかわしたが、避けきれず後ろに飛ぶ。
「はははははっ!」
ジェネラルホークの拳が、蹴りが、シュウドを襲う。
避けもするが、それを上回る攻撃。
途中からなす術もなく攻撃を受け、地面に叩きつけられた。
そのシュウドの頭を足げにしながら、
「弱いな。弱過ぎる」
ジェネラルホークはため息をついた。
そして、シュウドをアタシ達の方に蹴り飛ばす。
つ、強すぎる。
打開策は?!
こいつを倒すにはどうしたらいいの??




