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初恋  作者: 木嶋 稔
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1#入学

意味不明なモノです。。

桜が風に吹かれて舞い散る。

「おはよう、美紅。」

明るい栗色のふわふわした髪を揺らしながら、

顔を傾げて話しかけてくるのは

幼馴染でもあり親友の「柏木桃香」。

学年の中でも可愛い方だろう。

「おはよ。」

そう返すと、桃香は優しい笑顔になった。


そして私たちはクラス分けの張ってある掲示板の前へと来た。

「同じクラスだといいね。」

「うん。」

私が自分の名前を探していると隣から桃香の声がした。

「美紅、見て。 同じクラス。」

桃香が差した方を見ると

”1年5組”と書いてある下に私たちの名前があった。

「よかったぁ。」

桃香が顔を綻ばせる。

「教室行こっか。」

私が言うと後ろからトコトコとついてきた。



教室に入ると男子が騒いでいた。

「低レベルだね。」

私がボソっというと桃香がクスっと笑う。

私達は指定されている席について話していた。

私の席は一番後ろの窓側。

桃香はその前。

「近くてよかったね。」

桃香がそう言ったのと同時に

担任の女の先生であろうという人が入ってきた。

「みんな、席についてねー。」

高い声が教室に響く。

みんなが席に着いたのを確認して話し始める。

「今から入学式です。廊下に並んでください。」

言い終わった後に、みんながぞろぞろと動き出した。

「美紅、行こ。」

桃香も立ち上がった。

「んー、面倒だからサボる。」

「そう?じゃ、行くね。」

そう言うと廊下に出て行った。

私は昔からサボってばかりいたから

桃香も驚かなくなったんだろう。


桃香が出て行った後、

ボーっと空を眺めていた。

太陽の光が心地よくて、うとうとしていた。

すると、その時廊下から声がした。


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