2025年7月分
『海かぶれ』
海無し県育ちのせいで、川では毎年泳いでいたけど、海で泳ぐのは初めて。
友人たちはしょっぱいだけで「川と変わらない」なんて駄洒落で笑っていた。
さんざん泳いだ後で友人が言った。
「塩を落とさないと、後で大変な事になるよ」
その指摘の意味がずっと後になってわかった。
うわぁ、体中が痒い!
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2025年6月30日
お題『海』
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『思案の果て』
七夕の夜、零れた雫のような美しい星空を見ていると色々な疑問がわいてくる。
何故七夕と書いて「たなばた」と読むのだろう?
笹と竹って何が違うんだろう?
年一の逢瀬で頭が一杯の二人に願い事して、一体誰が叶えてくれるんだろう?
よく考えたら、なんでリア充を祝福せにゃならんのだ、アホくさ…
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2025年7月7日
お題『七夕』
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『花より酒』
灼熱の太陽が照り付ける中、友人と二人、ひまわり畑にやってきた。
ひまわりにはワンピースの女性が良く似合う。それとつば広の帽子。
名画のようなこの光景が見れただけで来た甲斐があったというもの。
すると友人が一言。
「くぅぅ! ひまわりの種をつまみにビール飲みてぇ!」
うん、暑いもんね…
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2025年7月14日
お題『ひまわり』
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