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願いの窓   作者: お米なボール
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序章

▶その日世界の七不思議は一変した。


かつて人々の中で噂されていた七つの不思議は見る影もなく消え去り、あの悲劇とも奇跡とも呼べる日から起きた出来事に変わってしまった。

その影響は人々の心にも世界にも深く刻まれている。

《空に浮かび続ける窓》《窓から与えられる人々の願い》

《消えた4割の大陸の謎》

これら3つが人々が今知ることのできる七不思議だ。

後の4つは残った国々の王のみが知っている

曰く、神からのお告げだとか。

でも、知ったことではない。神からのお告げだろうとも、知らないことは知りたくなる、当然のことだ。

この《追求の国》で生まれ育ったのだ、誰が神からのお告げ程度で止まるだろうか。いや、誰も止まるはずがない。

この国では学業を修めた後主に3つの選択肢が与えられる。

1つは職に就く道だ。 この国でも就職できるが、この国では職の訓練などを受けることが出来る場所が極端に少なく職種が限定されるので基本的には他の国に1度行き、訓練を受けたら戻ってくるか、そのままその国ですごす人がいる

2つ目は研究だ。 この国で学び身につけたあらゆることを深めることを選び誰も発見したことのないことを発表をすればそれは歴史に名を残すであろう。そのため研究を続ける人が多い。

3つ目は旅に出る事だ。 国内だけじゃしれないこと、国内でも知らないことを知るために旅に出るのだ。

もちろん、宛も生き続けられる保証もない。しかし、この国に生まれた者なら、追求の果てに命が果てるなら本望だろう。


私は___ 旅に出る。


知らないが気に食わない。この世の全てを私は自力で必ず知り尽くしてみせる。


これは、そんな私が旅に出る話だ





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