31.ツンデレ幼馴染
こんにちは……ピィです。
投稿遅くなって申し訳ないです…。
有限実行出来るように頑張ります。
投稿遅れたお詫びに、今日は2本投稿するので、それでご勘弁を…。
俺は、保健室の外に出る。
(それにしても…。)
自分で行動しといて何だが、ちょっと桜凪に構いすぎな気がする。いやほっとけないのは事実だけど、ここ数日間で一番彼女と話してるのは自分な気がする。
(俺はモブだからな。少し、距離を取るべきか…?)
-トゥルン
そんな事を考えていると、スマホが鳴った。桜凪からか?
-トゥルン
ん?また?
-トゥルントゥルントゥルントゥルントゥルントゥルントゥルントゥルントゥルントゥルントゥルントゥルントゥルントゥルントゥルントゥルントゥルントゥルン
「いや!1回でいいから!」
そう叫んでスマホを見る。しかし、相手は桜凪ではなかった。
「……かんな?」
そう、連絡してきたのはかんなだった。
(…桜凪が心配だから学校に残るとは言ったはずだけど、別件か?)
いやぁ、あの時のかんなは般若の如く殺気を撒き散らしてたからなぁ、超怖かった。そして俺は、メッセージの内容を見る。…46件って。
『遅くない?』
『もしかして、あの子とイチャイチャしてるの?』
『じとー(スタンプ)』
最初にメッセージを送ってそれ以降は全部じとースタンプだった。俺は指を滑らせて文字を打ち込む。
『そんなに送らんでよろしい。あと、イチャイチャはしとらん。』
そう返信する。すると、1秒を経たず既読がつき、少ししたら返信が返ってきた。
『嘘』
「いや、嘘じゃねぇし。」
俺は言った言葉通りに返信する。すると、また返信が返ってくる。
『じゃあ何でこんなに遅いの?』
『桜凪が、ぐっすり寝てたから起きるまで待とうと思って、そのまま待ってたらこんな時間になった。』
『……へぇ、良かったわね。あんな可愛い子と長い間一緒にいれて。』
『いや、別に良くは無いが…。何かトゲがある言い方だな。』
『別に、トゲ何かないけど?』
『あるじゃん。』
そんな感じのトークをする。……何か怒ってる?心配してくれたのかな?遅くなったのは悪いと思ってるが。
『心配してくれたのか?』
『べ、別に心配はしてないわよ。えぇ、断じてしてないわ!』
『そっか…。そうだよな。俺を心配するわけないよな。』
流石に自惚れだったか。そうだよな、心配されるのは俺じゃなくて普通は桜凪だよな。
『え、いや別に心配してないわけじゃないけど…』
ん?あぁ、そういうこと。これはかんなさんのツンデレモードだったか。なら、ちょっとからかってやろう。
『いいよ。気を遣わなくて、俺が心配されるのはおかしい事だし。そうだよな、俺なんかに心配しないよな。ごめん。』
あ、まずった。流石にこれはちょっとめんどくさい人みたいになっちまった。
『い、いや。違うのみなと、ほんとに違うの。別にみなとの事どうでもいいとかじゃなくてね?』
…ほんとにかんないい子だよな。俺は、ふっと微笑を浮かべる。
『ほんとにごめん。…かんなは優しいな。ありがとう。好きでもない俺なんかのために。』
そうして、返信が返ってこないまま、三分くらい経過した。
(…流石にやりすぎたかも、ネタバラシするか。)
そう思い、指を滑らせようとした時、声がかかる。
「もう入って大丈夫。」
桜凪からだ。もう汗を拭いたということだろう。
俺は一度スマホをポケットに入れる。
「おう、分かった。」
-トゥルン
スマホが鳴った。かんなから返信が来たようだ。
俺は、スマホを確認する。しかし、
「あれ?」
スマホには、『かんながメッセージの送信を取り消しました。』と表示されていた。
「…何送ったんだ?」
俺は、その正体を掴めないまま。かんなに返信する。
『すまん、ちょっとからかった。』
すると、すぐ既読はつくが返信が来なかった。いつもならすぐ怒って返信してくるんだが…。相当怒らせてしまったかもしれない。
「帰ったら土下座して、かんなの好きなオムライス、今度作ってやろう…。」
俺は罪悪感でいっぱいになりながら保健室のドアを開けるのだった。
読んでくれてありがとう!
ブクマしてくれると嬉しいです。




