プロローグ
皆さんこんにちは!ピィです!今回、初投稿です!誤字脱字、文脈が変、設定に矛盾が生じるなどのことがあるかも知れません。なので温かい目で読んでくれると、助かります。上記三項目を見つけた場合は、教えてくれるとありがたいです!では、本編へどうぞ!
突然だが、俺は乙女ゲームの世界に転生してしまった。車に轢かれそうになっていた女の子を助けようとして、俺が身代わりになってしまったという、ありがちな死に方で死んでしまった。そして、目が覚めたら、乙女ゲームの世界に転生していた、という訳だ。
おっと、自己紹介が、まだだったか。
俺の名前は桐賀溱四歳だ。まぁ、今世の年齢だから、精神年齢はもっといってる。話を戻すが、驚くことに、前世の名前も桐賀溱である。神さまがそう仕向けたのだろうか?まあ、名前が変わっていないのは楽だし、前世の名前は気に入っていたので、普通に嬉しい。さて、それじゃあ、名前も知ってもらったし。この乙女ゲームについて、少し説明する。
この世界の元となっている乙女ゲームのタイトルは「四季王子〜流れく季節の恋の行方〜」だ。恥ずかしいタイトルだろ?自分で言ってて恥ずかしくなる。この乙女ゲームには、四人の攻略対象キャラとヒロインの恋物語である。舞台は〆縄高等学校。つまり、ゲームの本番は高校生になってからということだ。言い忘れていたが、俺は乙女ゲームをプレイした訳ではない。前世の妹に散々話を聞かされたから、このくらいの知識は覚えている。他に覚えていることといえば、ヒロインの名前には四季に纏わる言葉が全て入っていることと、攻略対象キャラ四人にはそれぞれ春夏秋冬の漢字が含まれているという事だけだ。もう既に、攻略対象の一人と出逢ってしまってはいるが...。その事はおいおい話していくことにする。
俺が覚えている乙女ゲームの知識はこんなところか。しかし、忘れてはならない。俺はモブであるという事を。俺は別に平凡に生きたいとか、チート無双したいとか、そういう願望はない。ただ、ラブコメのアニメや漫画はかなり好きだったので、ヒロイン達の恋の行方に少しばかり興味がある。だから、俺はヒロイン達の恋の邪魔にならない程度に、彼らと関わりを持てたらいいなと考えている。
ということで、俺の行動理念を理解してもらった所で、本編へ参ろうと思う。まずは、俺が転生したところから始めようか。
読んでいただきありがとう!今回の話は、会話が無かったので、次話から会話が入ってきます!読んでいただきありがとうございました!