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社食のパート(だった人)のつぶやき  作者: 社食のおばちゃん
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さらに勤務時間縮小。退職へ

私の勤務先である社員食堂を運営する会社としては、コロナ禍による従業員の解雇はせず、その代わり、『ワークシェア』を望んでいました。

つまり、仕事の日数と時間を皆で分け合って、交代で勤務してもらいたいとの方向でした。

私のように、毎日長時間の勤務でないと生活が成り立たない状況ではなかったとしても、それまで平日は毎日働いていたのに週1日~2日しか出勤できないとなると、物足りなさを感じた人もいたに違いありません。

私が週1日だけの勤務となり、出勤していなかった間に、出勤日のすれ違いで会えないまま退職してしまった人が何人かいました。


私の会社では、各地で給食施設を運営しています。

私の勤務先より、新型コロナウィルスの影響が少ない拠点もあります。

例えば工場の中の社員食堂であれば、利用するお客様のほとんどは、現場で物を作る業務に携わり、工場に出勤しないと仕事が成り立ちません。


新型コロナウィルスの影響が少ない、別の拠点への異動の話もされました。

ただし、ほとんどが1日4時間前後、昼食の準備→営業→後片付けのための勤務です。長くても5時間。

私の場合は、独り暮らしのため、あと3~4時間は、違う場所での仕事を探さなければなりません。

食堂の仕事を終えたあと、ちょうどいい時間の仕事があれば言うことなしですが、移動する時間のロスなどを考えたら、同じ場所で長時間の勤務を望むところです。


もしも、私が調理師の免許を持っていれば、長時間の勤務の条件で、別の拠点に異動できたのかもしれません。

でも、所詮は、盛り付けを手伝うパートの身分。


8月の終わりには、10月以降について、私の勤務先では、ほとんどの人が、週1日3時間の勤務の契約に切り替わるとの申し渡しがありました。

今後どうするのか、事業所を担当する直属の上司に聞かれ、9月の契約満了を以て退職させて頂くことに致しました。

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