出勤日数の削減に至るまで
私の勤務先は、とある企業のビルの中にある食堂。
その企業の社員の人や、ビルの中で業務のある人以外は、出入りできません。
つまり、誰でも自由に利用できる立地ではないのです。
そして今年の春、新型コロナウィルスの感染状況が深刻になったことに伴い、そこの企業では、テレワーク推奨が打ち出されました。
そのビルに出入りしている人たちは、どんな仕事をしているのか。
具体的に書くと、どの企業のどのビルなのかバレてしまう、というより、食堂以外のフロアには入れないため、よく知らないのが正直なところですが、食堂のお客様の服装を見ていると、どうやら、体を動かして汗をかきかき大きな物を作っているのではないらしいということは分かります。
このビルで働く人たちは、パソコンなどで、家でもできる仕事の人がほとんどのようで。
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ビルの中で仕事をしていた人たちの大半が、テレワークに。
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食堂のお客様が激減。
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食堂で、調理する量と、小鉢や主菜の添え物の盛り付けをする数も減り、暇になる。
というわけで、パートの私たちは、出勤日数が減らされ、交代での出勤となってしまいました。
所属の会社(社員食堂を運営している会社)からは6割の給与補償がありましたが、私は有給休暇をほとんど使ってこなかったため、出勤予定で休みとなった日には、有給休暇が充てられることになりました。
ちなみに私は長く働いてきたために、年間20日の有給休暇がありました。
私の会社では、有給休暇を翌年まで貯めることができました。
ただし6月は、会社の方針で、私たちの有給休暇の消化はできず、すべて6割の給与補償の措置になりました。
2年分、40日間の有給休暇は、7月の途中でなくなってしまいました。その後7月の終わりまでは、6割の給与補償となったのでした。