表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/9

生き残ったのは、彼女だけ。

こんにちは。

今まで読んでくださっている方々、ありがとうございます。


後味が悪くなる最後かもしれません。


最終的に生き残ったのは、彼女だけ。

川田百合枝が死んでから一ヶ月が経った。

そしてその一週間後に彼女の元彼の陽太も自殺した。


これで邪魔者はいなくなった。

夕日の遺骨を抱き締めながら、私は微笑む。

これで私達、邪魔されずに、永遠に二人きりね。


生まれてきたときからずっと二人で一緒だった。

初めて離れた瞬間は、別々の職場に就職し、夕日に婚約者が出来たときだった。

そして永遠に離れた瞬間は、川田百合枝にいじめられて夕日が自殺したときだった。


許せない。

私から夕日を奪った二人が許せない。

陽太も百合枝も、どちらにも復讐してやる。

まずは、百合枝からだ。


両親と陽太に色々と吹き込み、百合枝に復讐するように仕向けた。

陽太は、色々とよく働いてくれた。

彼の協力で百合枝を孤立させることに成功した。

両親は、客として百合枝の職場に出向き、クレームをたくさん入れてきてくれた。

本当にありがたかった。


次は陽太だ。


恨みはない。

しかし私から夕日を奪おうとした。


そう思っていた矢先、彼は自殺した。


「……きっと、色んなものに耐えきれなくなったのね。」


葬儀のとき、彼の両親が、虚ろな目で言っていた。

きっと、彼はいい人だったのだろう。

可哀想なことをした。

婚約者が、夕日でなかったら、応援してあげたのに。


「夕日は、誰にも渡さないわ。」


ずっと一緒だったんだもの。

私には夕日しかいないわ。

これからは、ずっと二人きり。

もう、誰にも邪魔されない。

永遠に二人きり。


「もう、心配しなくていいのよ。貴女を独占する人も、貴女を苦しめる人も、みんないなくなってしまったから。」



朝日奈東子、もとい、東藤朝日はずっと東藤夕日の側にいることを誓うわ。

今まで読んでくださった方々、拙い小説にお付きあいいただき、本当にありがとうございます。


後味が悪くなる最後でしたが、これでこの小説は終わりです。


新しいお話を書きたいと考えておりますので、読んでいただけると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ