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最期

おはようございます。

今まで読んでくださっている方々、ありがとうございます。


タイトルが「最期」となってますが、後日談であと一話続きます。


視点が変わるので、ちょっと読みにくいかもです。

私は、独りになった。

どこにいても人が集まることはなかった。

誰が、何を広めているのかもう分からない。

私は多くの人から恨みを買いすぎた。

気付いたら、一人ぼっちになっていた。

一番馬鹿にしていたそれに、自分がなっていた。



私はただ一番になりたかっただけなのに。

狭い世界で一番になってちやほやされたかった。

ちやほやされない人生なんて何の意味もない。

高校時代は一番でちやほやされて幸せだった。

大学時代は自分よりもすごい人がたくさんいて見向きもされなかった。

だから就職先はそこそこのところで自分が一番になれる場所を選んだ。


それなのに……。


東藤夕日が自殺してから私の人生はどん底だ。

私は、彼女が羨ましかった。

私は容姿には恵まれず、コンプレックスになっていたから、それをカバーする演技力を磨いた。

可愛く見せる演技。笑顔。

おまけに、気遣いも身に付けた。

そんな私の努力を嘲笑うかのように、東藤夕日は美人だった。


彼女の周りには常に人がいた。

仕事も気遣いもできなかったのに。

美人ってだけでこうも違うの?

私はこんなに努力してるのに……。

その当時はそう思っていたが、後から聞いた話、彼女は出来ないなりに相当な努力をしていたらしい。

彼女の遺族から聞いた。

私は彼女のことを何も知ろうともせずに、孤立させ、自殺に追い込んだのだ。


「ごめんなさい、もう、許して……。」


彼女のお墓の前で、泣きながら謝る。

他人の痛みを初めて知った。

知ったときには遅かった。


今日はこれで最期にしようと思ってここに来た。

私も、貴女のもとに行くから許してね。


薬を飲む。









後日、東藤夕日のお墓の前で女性の遺体が発見された。

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