これだけでは終わらなかったのです。
おはようございます。
今まで読んでくださっている方々、ありがとうございます。
色んな人から復讐され、人生のどん底に堕ちた川田百合枝。
それでも、また一番になろうと画策します。
陽太くんがいなくなって、一週間が経ち、私の日常は劇的に変化した。
職場には完全に居場所がなくなった。
そして、何故かプライベートにも頼れる人がいなくなった。
あんなに親しくしてくれた友達も先輩も、私が同僚を自殺に追い込んだと言う、誰が広めたか分からない噂を信じ、私を避けるようになった。
陽太くんが噂を広めているのか、他に恨みを持ってる人が広めているのか……。
人が信じられなくなった。
そして私はついに仕事を辞めた。
仕事の情報が全く入らなくなったのだ。
情報が入らなければ仕事ができない。
自殺した東藤夕日も、こんな気持ちだったのだろうか?
毎日独りで、情報が入らない状況で我慢して仕事をしていたのだろうか?
それでも、自分が悪いとは認めたくない。
だって私は一番なんだから。
私は、悪いことはしてない。
今の状況で、何か逆転できる手立てはないだろうか?
もう一度、私は一番になってやる。
私を嵌めた奴ら、全員に復讐をして、再び輝いてみせる。
そんな中、弟の嫁、朝日奈東子から連絡があった。
今週末私に会いたいそうだ。
これは復讐するチャンスだと思った。
朝日奈東子を上手く言いくるめて、周りの人間を私側につけよう。
そう考えて私は会うことに決めた。




