私の生き方に文句ある?
初めまして。
ミステリーとなっておりますが、復讐ものに近いかもしれません。
拙い作品ですが、最後までお付き合い願います。
嵌められた!と思ったときには遅かった。
私の周りには誰もいなくなっていた。
いつから騙されていたの?
あのときからだっただろうか、それとも…。
まさか、初めから…?
私は負けるのか?
許さない、そんなの、絶対。
私は、誰にも負けてはいけないのだ。
常に一番にならないといけない。
人を踏み台にしてでも。
だって、一番じゃなくなった私は、誰からも必要とされないのだ。
ちやほやされない人生なんか、何の価値もない。
学生時代を思い出す。
大学時代。
自分よりも頭がいい人が沢山いて、一番じゃなくなって、誰からも見向きもされなくなった。
今まで黙っていてもちやほやされていたのに。
私は、その他の有象無象と一緒にされ、誰からも相手にされなくなった。
あの頃に戻るのか?
嫌だ、そんなことは断じて許さない。
だって、誓ったんだ、もう一度てっぺんとるって。
誰を犠牲にしたとしても、私が一番になってやる。
じゃあ、この状況を好転させる切り札は?
考えろ、必ず抜け道があるはずだ。
そもそも、黒幕は誰なのだろうか?
全体が見えてこない。
これは、罰なのだろうか?
今まで、何人もの人を踏み台にしてきたから…。
そんなまさか…。
私はただ努力して、てっぺんに登っただけ。
利用されるあの子達が悪いのよ。
そうよ…、私は、悪くない。
だからいつもみたいに、私は一番になるの。
私は、悪者じゃない。
「いいえ、あなたは立派な悪者よ。」
その声に目を見開く。
そんな…、まさか…。
貴女は、あの時、死んだはず…。
恐る恐る、後ろを振り向く。
幽霊でもない限り、あの子はここにいるはずない。
悲鳴を上げそうになるのを、必死で堪える。
嘘…、嘘でしょ?
目の前にいる人物が、もしくは自分が、生きているのか死んでいるのか、分からなくなった。




