第4.5話 地図とか設定とか。 注意:メタ入り
世界観の説明です。
とりあえず舞台となる世界は剣と魔法の世界、クレアシオン。
だが、このクレアシオン。どうも現実世界で言うヨーロッパと同じ扱いのようだ。
そして、そのクレアシオンの西に位置するのがオーランス。かの国は大昔エレマンランスという広大な国であり、クレアシオンの地の大半を支配していたが、その子孫達により領土は別れ、現在のような形となる歴史がある。
その分断された際にできたのがオーランス・ヴェルトであり、オーランスとヴェルトとの間に緩衝地として多くの伯領や公告が建国される。
エレマンランス時代、その影響力は絶大であり、諸国への血縁も多彩であり、フレイム島のファイアーム王国もその血縁の関係者である。
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なお、政治・戦争ものをやりたかったので、オリジナルな世界を構築しても伝わらなさそうな感じがしたので、実在の陸地を使用してしまったが、実存する組織・国家・人物・歴史とは全く関係がないのであしからず。似ていても関係を全否定します。
まぁあれだ。西洋史の二次創作だ。
↑地方名入り
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文化・技術レベルなどなど
基本的に現実の16世紀、1500年初頭頃を想定しており(というか作中、オドレイが生まれたのは1500年ジャスト)、東方の地というものがあり、僅かながらに交流があり、品物があったりする。
気候も、日本とほぼ同じ。現実のフランスは北海道と同じ位置にあるが、ここはそんな事はない。
火縄銃があるが、連射性の低さや扱い難さ、射程もそれほどでもない為、主流ではない。大砲もあるが、やっぱり爆発しないし重いし、維持費もあるので、もっぱら破城槌(天井のある台車、中に人と槌がいて、門の前で除夜の鐘ごっこをして門をぶち破る簡単なお仕事)や単なる屋根付き台車の中に魔法使いを入れて戦略級魔法を使った方がいいという戦法。
魔物の有無。
いる。というかこのオランス国。結構森が多い。いっぱいいる。
というか、クレアシオン全体にいる。というか、クレアシオンの東に存在する世界<アナトリア>においては魔人の国(獣人)が存在しており、クレアシオンを脅かしている。
というか、オーランスの南の地方、エスターニャ半島の南部に魔物の国があり半島北部のローサーアーチャ王国が日夜攻防を繰り広げている。
主にゴブリン(緑・茶・赤の子鬼)・オーガ(緑・茶・赤の大きめの鬼)・トロール(茶・赤の巨大な鬼)・オーク(二足の豚)・コボルト(犬等の二足系獣)であり、人間との混血が可能であり、その関係から宗教的に魔物を倒す事が奨励されており、もし混血児が生まれた場合、よくてその混血児を普通に殺す。悪くて串刺し等、人が思いつく限り残酷な殺し方で亡き者にする。
軍事利用も考えておらず、もっぱら殺すか奴隷化する。
大昔、それこそエレマンランス以前の時代、モデルヌム帝国時代に宗教的縛りがない為に、魔物との交配が認められていた時代すらあったが、宗教が幅を利かせると次第に上記の流れとなっていった。
よって、この場合の魔人とは魔物との交配で生まれた人間および、魔物的特徴を持った人間の事を指す。よってコボルト系ケモ耳も魔人である。
宗教について
聖神教という宗教が信仰されており、その歴史はエレマンランス以前の超大国・モデルヌム帝国時代まで遡る。
モデルヌム帝国の版図はクレアシオンとアナトリアに渡る大勢力であった。独自の宗教概念を持ち、その関係で魔物に対する考えが全くちがう為、魔物との交配が多く、魔人が多くいたとされる。
聖神教はそんな状況に憂いて、神は一柱であり人は神に作られたが、魔物は作っていないので邪悪。として、活動を開始。
帝国はそんな宗教を当初は弾圧したが、根強い活動の末、ついに国教になった。
聖神歴1500年ジャストにオドレイが生まれた。
魔法について
ある。しかし、火・水・風・土の四元素の<攻撃魔法>と、傷を癒す魔法(水)・毒(火)・沈黙(風)・麻痺(土)等を治す<回復魔法>とその逆の<妨害魔法>、防御魔法(プロ○スorス○ラ。土属性)と筋力強化魔法(バイキ○ト。火属性)、素早さの魔法(説明不可。風属性)徐々に傷を癒す魔法(リジェ○。水属性)の<補助魔法>しかない。
四元素の場合、初級・中級・上級・戦略級の4段階であり、ほとんど< 最後的幻想 >や< 竜的探求 >の世界である。
体内の魔力(MP)を消費して発動する。が、このMP。なんとレベルがあがっても(訓練を積んでも)成長する事はないのである。
だが、魔石というものがあり、これを追加MPタンクとして使用する。
人間のMPが10で、MP15消費の魔法を使いたい場合、普通にすれば気絶する(魔力欠乏症)が、魔石MP10を一緒に使えば大丈夫という事なのだが
注意すべきは消費配分である。配分が下手だと、<人間MPを9消費。魔石MPを6消費>という無残な結果となってしまう。
この世界での魔法使いとは<魔力配分が上手な人>なのだ。
これは練習すれば上達するものだが、やはり生まれ持ってのセンスに左右される。
魔法使い(=配分が上手な人)は魔法を使って兵士(魔法使い部隊)、鍛冶屋や船乗り(航海士)、医者等といった仕事がたくさんある。
基本、農民でも貴族でも、人間どころか魔物さえ魔法が使えるが、使うためにはそれなりの訓練(開花の儀式)を行う必要があり、生活に余裕がないと多分無理。
というか農民等の被支配階級の場合、使えることすら分からない可能性あり。だって教えてないもん。
魔石は、魔力を帯びた石であり、それらから魔力を抽出して結晶化したものが、魔結晶である。魔石なんかとは違って段違いにMPが入ってる。魔石の場合10~20のMP貯蔵なのに対して、魔結晶は100が最低値。丸く加工して杖に仕込んでカッコつけてる。
魔結晶は専用工房で時間をかけてやらなくてはいけないので量産できない。というか、首都とかそういう所しかない。
新大陸について
ある。不明瞭であるが、ヴィンラード大陸として存在している。
大体こんな感じ。
エレマンランス時代、ノース人と言われる民族がフレイム島などから北上し、アイスラード・グリーンラード島を経由してたどり着いて定住した。
ノース人はクレアシオンの文化を受けてはいるが、野蛮な方に入っており、聖神教についてもあまり信仰していない民族であった。
ヴィンラード大陸には灰色エルフという肌が肌色で耳とんがりな人たちがいたが、鉄や馬がヴィンラード大陸には存在せず(鉄はあるが、製鉄技術が全くなかった)ので、ノース人に征服され奴隷となったが、お金を貯めれば奴隷をやめる事ができて、部隊隊長や商人等、転職は可能という古代式奴隷制度であり、現実の白人とインディアンのような関係ではない。
しかしながら灰色エルフがクレアシオンへいけば差別・迫害の対象となるので見かけない、あるいは諜報員等の汚れ仕事としているかである。
そもそもヴィンラード大陸では安定した気候の地域に国が乱立しており、戦争に明け暮れている。
王や将軍になれる可能性があるので、クレアシオンにいる冒険者(魔物狩り・遺跡探索を生業とする職業)達がヴィンラードへ流れて行ってるとかなんとか。
民族・地域区分について
名称
ヨーロッパ:クレアシオン
アフリカ:マグリブ
中東・ウラルおよびクレアシオンより東:アナトリア
民族
ヨーロッパ:白人の人間
中東:ケモ耳等の獣人・魔物系獣人。
アフリカ上部(砂漠):ケモ耳等の獣人・魔物系獣人
アフリカ南部(密林):エルフ(肌が白色・典型的なエルフ)
インド:ケモ耳等の獣人・黒エルフ
中国・東南アジア:黒エルフ・灰色エルフ
日本・アメリカ大陸:灰色エルフ
あ、エルフ好きの人!まだ座ってて!作中に出すかわかんないし!服も脱がないで!