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003

2枚目の手紙は続きかと思ったが少し感じが違っていた


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さて、細かく語っていくと正直キリがないので、街につき少し落ち着いた後、その後私がどういった歴史を辿ったか書き示そう。

かなり苦労したが何とか街で暮らす基盤を築いてる時に何度か戻れないかと神殿へと赴いてみたがやはりダメだった。

こちらの世界は地球とはまったく違う世界だ。

私は冒険者とおいう職業につき日々刺激的な生活を送り色んな仲間と出会い、私はこの世界が好きになり少しづつ地球への帰還意識が薄れて行った。

そして冒険者仲間から愛する人が出来、家庭を持ち子供にも恵まれた。


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え、幸蔵じいさん、結婚して子供いるの???

てことはこの世界に俺の親戚がいるってことか!!

どこかで出会うことがあるのかな・・・・・、まあ続きを読もう。


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私は幸せだったが、家族にはこの世界の人間ではないと言う事は隠していた。

年を取るともう消えたと持ってた故郷への帰還意識が湧いてきてしまった。

そこで妻に初めて私の正体を明かしたのだが笑われてしまったよ、悩んでたのは知ってたから早く話してくれれば良かったのにとね。

そして妻はこう言った。

もしかしたらあなたに続いてこちらの世界にあなたの身内が来てる人がいるかもしれない。

そういう人たちの為に帰還方法がないか?あなたが苦労した事で何か支援が出来ないか?そういうことを探したり準備してあげたりするのはどうかしら?と提案してくれた。


そうして私達は冒険者へと復帰した。

もう子供は成長し手が離れているので妻もついてくると言うのだ。

ああ、この世界には魔法やスキルといった物がある。

そういった物の中に何かないかと文献を漁り、魔法やスキルオーブといったものを探した。


長い旅だった。

私たちはついに地球へと帰還できそうなスキルオーブを発見した。

これを使いスキルを覚えれば帰還が出来るかもしれないがまたこの世界へと戻れる保証はない。

したがって私はこれを使わない、まあ新しく何個も見つかれば使うかもしれないが希少性からいってそれはないだろう。

私はあの飛ばされた場所へこのスキルオーブとおまけのオーブを封印しておこうと思う。

その封印は私の血筋のものが触れば解けるようなものだ。


どうかこれらがあなたのやくに立つことを祈っている。


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これで2枚目は終わりだ

そういえば水晶玉のようなものが数個木箱に入っていたな。

これらの中に戻れる可能性があるオーブがあるってことか・・・。

さて最後の三枚目だ。

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私が準備したスキルオーブの説明を書いておく


ワープオーブlv5:これが帰還できる可能性があるスキルオーブだ。スキルlvは10段階あるがスキルオーブは最高でlv5までしか発見されてない。もしこれで帰還出来なければスキルを育てれば可能性はあると思う。


鑑定オーブlv5:人でも物でも鑑定するとおもえばその情報が見れるようになる。


ボックスオーブlv5:これは空間に物が仕舞えるようになる。


翻訳オーブlv3:知らない読み書きがわかるようになる。


生活魔法オーブlv3:体を清潔にするクリーンなどがある。


初期魔法オーブlv2:火、水、風、土、光のlv1魔法を覚えれる


剣術オーブlv2:剣の扱いがうまくなる


身体向上オーブlv2:その名の通り身体機能があがる


地図オーブlv1:身辺の地図表示


サポートオーブlv1:知識ある思念のようなもの


水晶を持ちスキルラーニングと言ってみっると良い、それでスキルが覚えれるはずだ。

そうしたら鑑定で自分を見ればステータスが見れるはずだ。


これだけ準備しておいた、それらを覚えればこちらの世界でもすぐ生活出来るようになるはずだ。

しかし気をつけろ、この世界は魔物という化け物がいる世界だ、けっして増長しゆだんはせぬことだ。


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これで終わりか・・・・。

なんていうか転移小説にありがちな初期チートセットだな、まあこれらを覚えないとどうにもならなしな、やってみるか。


俺は水晶を握り”スキルラーニング”と唱える。

すると頭の中に何故か声が聞こえるような感じで”翻訳スキルlv3を取得しました”と響いた。


まずは翻訳か・・・できれば取得後すぐ実感できそうなスキルが最初だと良かったんだがな。

さて・・・お次は・・・”鑑定スキルlv5を取得しました”と頭に響く。


よし、これでどうなるかとりあえず試してみよう。

俺は自身を鑑定してみるよう意識を向けると頭の中にボード映像が浮かびそこには俺のステータスが表示されていた。


名前:真田幸也

性別:男 

年齢:26歳


スキル:翻訳lv3、鑑定lv5


うおーーー、すげーーー、マジで出たよ!そして本当にスキル覚えてる。

よし!続けて覚えて行こう!

そうしてすべてのスキルオーブを覚えてこうなった。


名前:真田幸也

性別:男 

年齢:26歳


スキル:翻訳lv3、鑑定lv5、ボックスlv5、身体向上lv2、剣術lv2、ワープlv5、サポートlv1、火魔法lv1、水魔法lv1、風魔法lv1、土魔法lv1、光魔法lv1、クリーンlv1、地図lv1


幸也【そういえばこういうのにお決まりのlvとかそういった表示はないのかなー?あといきなり多くのスキル覚えれてうれしいがすごい見にくいな】

と少し愚痴を言うと


”表示形式を変更、カスタマイズしますか”

と俺の声に反応した返答が脳内に響き、俺は何事とキョロキョロ周りをみるが誰もいない。


”マスター私はあなたのスキルのサポートです、驚かせて申し訳ない”


あ、ああ、そういう事ね、めっちゃ焦ったわ。


幸也【えーと、意思疎通はしゃべった方がいいのかな、それとも思えば通じるのかな?】


”しゃべっても通じますし、私に対して意識思していただいても通じます”


幸也【じゃあ一人でしゃべってるように見られるのもアレなんで意識するようにするね】


”了解です”


幸也”それですこしこのステータスが見づらいので整理したいんだけど出来るのかな”


”出来ます、自動整理を掛けますので理想を思い浮かべてください”


そうして整理されたステータスがこちら


名前:真田幸也

性別:男 

年齢:26歳


スキル

ワープlv5

鑑定lv5

ボックスlv5

翻訳lv3

地図lv1


サポートlv1

クリーンlv1


身体向上lv2

剣術lv2


火魔法lv1

水魔法lv1

風魔法lv1

土魔法lv1

光魔法lv1


よし、これで見やすくなったな


幸也”ありがとう、えーっと君?のことは何て呼べば良いのかな?”


”マスターの好きなようにお呼びください”


うあ、参ったな、これが一番困る。

俺は名づけが苦手なんだ・・・今頭に浮かんだのがサポぐらいだがいくらなんでもサポはな・・・。

次に思いついたのがコンシェルとコンシェルズだ。

コンシェルがたしかフランス語由来で執事でコンシェルズが総合案内人とかだった気がする。

役割的にはコンシェルズだがコンシェルのが言いやすいし俺的にカッコイイので


幸也”君の名はコンシェルだ、よろしくな”


コンシェル”わかりました、マスター”


こうして俺はボッチ?卒業をし相棒を得たのだった。

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