隠したのは生物に否定された機械史
「失敗作の人があきらめない」というたった一行のプロットで書かれたサイボーグSF。心の壊れたサイボーグの思考補助がテーマ。
二十代前半のおれは機械企業に勤めている。サイボーグ手術を受けたその日から、自分の心の主導権を握れているのか自信がなくなる。心の一部が機械化され、デジタルの思考が混ざる。おれは自分の中の機械と話し合う。おまえは誰なのかと。機械の思考が向上していくにつれ生身の考えることの量が減っていき、やがて、人類は機械の人生の観客になってしまうのだろうか。
※これは第12回ハヤカワSFコンテストに応募したものを改稿したものである。
※機械史という題名は2024年1月10日に応募した時にすでに書かれていたものであり、第11回ハヤカワSFコンテストの受賞作が〇〇史とWEBで宣伝されているのを見たのは、2024年1月15日であり、私の応募の後のことである。
二十代前半のおれは機械企業に勤めている。サイボーグ手術を受けたその日から、自分の心の主導権を握れているのか自信がなくなる。心の一部が機械化され、デジタルの思考が混ざる。おれは自分の中の機械と話し合う。おまえは誰なのかと。機械の思考が向上していくにつれ生身の考えることの量が減っていき、やがて、人類は機械の人生の観客になってしまうのだろうか。
※これは第12回ハヤカワSFコンテストに応募したものを改稿したものである。
※機械史という題名は2024年1月10日に応募した時にすでに書かれていたものであり、第11回ハヤカワSFコンテストの受賞作が〇〇史とWEBで宣伝されているのを見たのは、2024年1月15日であり、私の応募の後のことである。
1、廃音と背音
2024/07/10 09:01
(改)
2、灰音と敗音
2024/07/10 09:02
(改)
3、ナイトコンピュータ
2024/07/10 09:04
4、メモリーウェーブ
2024/07/10 09:05
5、上層部メンテナンス
2024/07/10 09:05
6、液体クジラと液体ペンギン
2024/07/10 09:06
7、ロンリーイグジステンス
2024/07/10 09:07
8、タイプライターミスマッチ
2024/07/10 09:08
9、心臓思考
2024/07/10 09:09
10、野良猫好きの人間性
2024/07/10 09:09
11、サラリーパス
2024/07/10 09:10
12、マシンダイアリー
2024/07/10 09:11
13、ダブルコントロール
2024/07/10 09:11
14、物質の幸せ
2024/07/10 09:12
15、インポータントダンサー
2024/07/10 09:13
16、大地に落とす
2024/07/10 09:13
17、他者の死
2024/07/10 09:14
18、デッドリードライヴ
2024/07/10 09:15
19、バラバラゾーン
2024/07/10 09:16
(改)
20、高等対決
2024/07/10 09:17