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アリア


「人間だと!?

 カァーカッカッカッ。

 面白い冗談を言うではないか。

 このワシにそんな口を聞くのは久しく居なかったのでなぁ‥。」


冗談じゃないんだけど‥。

それより豪快な笑い方するよね。

某悪魔超人みたいだよ。


何か舌舐めずりしてるけど‥。

ちょっと怖いと思った。


俺が怖がったのを感じたのかソフィアさんが手を握ってくれる。

あぁ、癒させる‥。


さぁ、勇気100倍だ!

俺は気を取り直してエルフの女性に話しかける。


「あの‥。

 宜しければお名前をお聞きしても宜しいですか?」


どうだ!

丁寧な言葉遣いをしてやったぜ!!


「おっ、まだ名乗ってなかったかの?

 ワレはハイエルフにてこの森の守護を行なっておる、アリアだ。

 それより変な言葉遣いをやめよ。

 何かむず痒くなる。」


アリア様に変と言われてしまった。


「わかりました。

 じゃなかった‥。

 わかった。」


「それで良い。

 あと様を付けたら殺すぞ。」


アリアさんにギロリと睨まれてしまう。


「わかった、アリアさん。」


言った瞬間にいつの間に出したのか木の枝で頭を小突かれる。


「さんもやめよ。

 アリアじゃ。」


チッ、面倒臭いなぁ‥。


「わかった、アリア。」


今度は頷いてくれている。


あぁ、何か疲れる。

まだ自己紹介しかしてないのに‥。

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