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行けますよ


依頼の詳しい内容を受付嬢から聞く事にする。


「依頼内容はこの手紙をエタナというエルフの村へ届ける事です。」


真剣な表情の受付嬢が話を進める。


「これだけを聞くと簡単な依頼のように思えますが、問題なのはエタナの場所です。実はここ数百年、エタナに行った人間がいないのです。」


ん?何かおかしいような‥。


「そもそも数百年行った人間がいないのならエタナの存在自体が怪しくないですか?」


疑問に思ったので聞く事にする。


「実は50年前にエタナに住むエルフがこの街に来たことがあったようで、その時に村が数百年前から存在することが確認出来たようです。」


50年前にエルフが来たのか‥。

依頼の手紙もそのエルフに宛てたものかもしれないな。


「依頼主はまだご存命ですか?」


俺の言葉に受付嬢が寂しい顔をする。


死んだとはいえ、この手紙を必ず届けようと思うのであった。


その後、手紙を受け取ると冒険者ギルドを出るとソフィアさんと街の外に向かう。


街の外に出た後は街から少し離れた場所にバスを出した。


ソフィアさんとバスに乗り込むと俺は運転席に、ソフィアさんは運転席の真後ろの席に座ってもらった。


「葵さん、エタナって村に行きたいんだけど地図に載ってないみたいなんだ。何か調べる方法ある?」


バスに乗り込むと早速葵さんに尋ねると葵さんの声が響く。


「大丈夫ですよ、ちゃんと行けますよ。」


葵さんが即答するのであった。

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