結論
私はアリアというハイエルフに頭を撫でられていた。
何だろう‥この感覚は‥。
恥ずかしく感じるがどこか安らぐ。
不思議な感覚だが‥
嫌じゃない。
よもや、最高神の頭を撫でる者が現れるとは‥
命知らずというか‥
ずっとこのまま撫でられていたい気分だが、どうせ天界から見ているのであろ?サブ最高神?
「正解!
はい、見てました。
ガン見です!
ちゃんと録画していますから安心して下さい!
あっ、冗談ですから。
ちょっと、私の存在を消さないで下さい。手足がなくなったじゃないですか!
ほんと御免なさい。」
このまま存在を消そうかと思ったが、天界の仕事をしたくないので我慢する。
「あっ、戻った。
ふぅ〜助かった‥。
ちょっと揶揄っただけじゃないですか。
冗談が通じないとか、真面目か!
あっ、目が!
目が見えません!!
だから冗談ですから。
ほら、天界ジョークです。」
その後、このやり取りは続いた。
「さて、冗談はこのぐらいにして‥
で、どうするんですか?
時間を戻しますか?
別に彼女たちに尋ねる必要なかったのでは?
結論でました?」
『‥‥時間は‥‥
戻さない。
このままでいい。』
「おや、珍しい。
あなたに逆らうものは存在しませんよ。
あなたのやりたい様にすればいい。
まぁ、あなたが出した結論なら従いますが‥。
ちなみに参考まで教えて下さい。
何でその結論に至ったのか。」
『‥‥秘密だ。』
ニヤつくサブ最高神が見えたので会話を終わらせるのであった。




