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彼女達の戦い4


 やった!パーラ様が食いついた。ちょっと想像より食いつきが良いのが気になるけど‥概ね予定通りだ。


ルナが緊張してカチンコチンになってるのは笑えるわね。


まぁ、あの財務大臣の妻だから緊張もするか‥。


さて、トドメといきますか‥。


私は目が血走っているパーラ様に語りかける。


「使徒様が使われている物はボーティソープと言われる身体を洗う専用の液体石鹸、シャンプーと言われている髪の汚れを落とす液体、最後に髪に潤いを与えるリンスと言われている物です。」


「ボディーソープ、シャンプー、リンス、ボディーソープ、シャンプー、リンス、ボディーソープ、シャンプー、リンス、ボディーソープ、シャンプー、リンス、ボディーソープ、シャンプー、リンス。」


パーラが何度も繰り返し口にしている。それはまるで魂に暗記させるように見えて怖かった。


「その物は使徒様が美の女神様より頂いた物のようです。」


私の言葉にパーラがさらに目を開いて驚く。


「び、美の女神!!」


目を開き過ぎて本当に怖い。

さすがに引き過ぎて冷や汗をかいてしまった。


ちなみにサラの言葉に妹のルナも驚いていた。


ルナの記憶ではヤマト(トウマ)様は一度も美の女神とは言ってなかったからだ。

交渉とは言え平気で嘘をつく姉をさらに怖がるのであった。

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