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相談5

 精神的ショックを受けたサブ最高神はさらに追い討ちをかけられることになる。



『あっ、大事な事を忘れいました。

 これが1番の問題なのですが‥』



 サブ最高神は聞き捨てならないキーワードを耳にする。


 大事な事!?

 1番の問題!?



 ただでさえ問題が多いのに‥

 最高神が問題というぐらいだ。

 それは我々には想像出来ない事だろう。



ゴクッ



 最高神の言葉を前にサブ最高神は何を言われてもいいように覚悟を決める。



『斗馬に私の存在を示したいのですが、どんなシチュエーションが良いと思いますか?

 どうせなら感動的なのが良いのですが‥

 斗馬のピンチに駆けつけるとか!

 アナタはどう思いますか?』



 ‥‥‥‥言葉が出てこない。

 く、くだらない。

 激しくどうでもいい!!

 ただ、私がここでブレーキ役にならないとコイツは何をしでかすかわからない。



『そうだ!

 バスから女神に変形するのはどうですか?

 斗馬さんは無類のバス好きですからね。

 愛車のバスが美女になったら、小躍りして喜ぶかも!!

 キャッ!

 そのまま押し倒されちゃったりして‥

 あ〜でも初めては月明かりの教会で‥』



 ダメだ。

 最高神が暴走を始めてしまった。

 何がバスから変形だよ!

 そんな姿を見たら斗馬さん、トラウマになりかねない。

 って、そんな化け物を押し倒すわけがない。



『アナタはどんな出会いが良いと思います?』



 あー言いたい。

 出会わない方がいいです!と‥


 そんな目をキラキラさせないで下さいよ。


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