表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
596/628

相談4

 世間知らずな所もある最高神に、まさか

頭が固いなどと言われるとは‥。サブ最高神は地味にショックを受けていた。



「あ、アナタに頭が固いなどと言われるとは‥

 それでは頭の固い私から一言。

 あまりルールを変えて暗躍し過ぎると‥

 斗馬さんに嫌われますよ。」



 誰かが止めないといけないので、心を鬼にして忠告する。



『‥‥‥‥

 嘘だ。

 と、斗馬が私を嫌うわけない!

 あっ、私を騙そうとしてます?』



 明らかに最高神は動揺していた。



「騙す?

 サブである私が?

 それがあり得ない事だと、アナタが一番知っているでしょ。」



 さらに追い打ちをかける。



『この私が嫌われる‥

 最高神である私が‥』



 感情を表に出さない最高神がかなり動揺をみせる。

 ただ、あまり追い込むと何をしでかすかわからないので、このタイミングで助け舟をだす。



「大丈夫です。

 まだアナタは斗馬さんに嫌われていません。

 まだ間に合います。」



 最高神はサブ最高神の言葉を真剣にきく。



「ここまでの事はやってしまったので仕方がありません。

 あっ、変に刻を戻すのは駄目ですよ!

 今後気をつければいいのです。」



 サブ最高神の言葉に最高神はほっとする。



『わかった。

 むやみやたらに干渉するのは止める。』



 最高神から言質をとれた。



「では、天界に戻って来て下さい。」



 ここまではいい流れだった‥



『はぁ?

 それはないよ。

 確かに干渉はしないと決めたけど、それとこれとは違うから。

 私はずっと斗馬の側にいるから。』



 最高神を天界に戻す事に失敗し、サブ最高神は崩れ落ちたのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ