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本題

「悪かった!」



 一瞬、手に痛みがしたかと思ったら鍛治神様が土下座している。

 まったく意味がわからない。

 鍛治神様に謝られる謂れはないので、すぐにやめさせる。



「鍛治神様、すぐに頭を上げてください。」



 だが、鍛治神様は頭を上げてくれない。



「それは無理だ。

 お前が俺の謝罪を受け入れてくれないと‥」



 この流れは謝罪を受け入れるしかないようだ。



「わかりました。

 鍛治神様の謝罪を受け入れます。」



「良かった!

 これでいいだろ、さい◯△⬜︎。」



 頭を上げた鍛治神様が何かを口にしたが、最後の方は聞き取れなかった。



「あっ、悪い!

 名前を出したら‥‥

 痛っ!

 だから、悪かったって!」



 鍛治神様が俺以外に謝っていた。



「よし、これで謝罪は終わり!

 早速本題に入れる。」



 鍛治神様はゆっくりと立ち上がると、その手を俺の両肩にのせる。



 鍛治神様の顔が目の前にある。



「正直に話せよ。

 嘘をついたら怖いからな。」



 鍛治神様の目つきが鋭くなる。



 先程までの雰囲気から、いきなりシリアスモードになる鍛治神様。



「コレを改造したのはお前か?

 職人神程度が造った物が俺の剣を折れるはずがない。

 絶対に誰かがコレを改造したはずだ。

 女達に聞いたが誰も知らなかった。

 後はお前だけだ。」



 鍛治神様はさらに俺に近づいてくると至近距離で俺の目を睨んでくるのであった。

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