問題3
『どうかしましたか?』
思わず大声を出してしまった俺に、最高神様が笑顔で心配してくる。
クソぉ‥‥貴女が原因なのに、あの笑顔を見せられるとこれ以上は責められない。
「な、何でもありません。」
これ以上詮索するのは得策ではなさそうなので、矛を納めることにする。
『そうですか。
それなら良かったです。』
最高神様は微笑みながら‥
ペロッ
!!!!!!!!
見えた!!
俺には見えたぞ!
今、最高神様が舌で唇を舐めた。
早すぎて女神様には見えなかったようだが、何故か俺には見えた。
え?
何でこのタイミングで舌を舐めたの??
最高神様の動きに混乱していると、さらに次の動きがある。
最高神様の口が動く。
声は出ていないが、何故だかその意味はわかってしまっていた。
『ひ』
『み』
『つ』
うわぁ、絶対黒だよ。
最高神様、時間停止して何か俺にしてるよ。
ベルトの穴が動いているということは‥。
イヤイヤイヤ、最高神様に限ってそれは‥。相手は最高神様だよ。
たかが人間なんて相手にするはずがない。きっと俺の勘違いだ。
俺は最高神様が唇を舐めたことを忘れようとするのであった。
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何て面白い反応なの。
あ〜最後まで出来ないのがもどかしい。
メインがした後は絶対に私がするから!!
これは決定事項です!!
サブの最高神が密かに決意するのであった。