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看破


 斗馬を気に入った最高神様が過去に戻ってバスと融合してしまった後の話。



「バスは無事ですよ。

 傷一つないので安心してください。」



 サブに切り替わった最高神様が答える。



「‥‥‥‥」



 バスが無事だと聞かされたのに斗馬は喜んでいなかった。



「どうかしましたか?」



 てっきり喜ぶと思っていた最高神様が斗馬の反応に驚きを見せる。



「あの‥

 大変失礼になるのかもしれませんが‥

 あなたは誰ですか?」



 斗馬の問いに最高神様がその光をさらに強める。



 え?

 何でサブに切り替わったのがわかったの???

 何かミスでもした??


 サブ最高神様は焦る。



「ちょっと、斗馬!!

 今のはさすがに最高神様に失礼だよ!」



 斗馬の言葉に驚いた女神様が慌ててフォローする。



「だって、さっき話していた最高神様と違うから‥」



 女神様が斗馬に謝らせようとするが、斗馬も自分の意見を曲げない。



「そんなはずないでしょ!

 ほら、今もバンバン神気を放ってるし。

 斗馬、謝って!

 私も謝るから!」



 最高神様に逆らうと、大変な目にあう事を知っている女神様は必死だ。



「そうかなぁ‥

 神気も少し弱まってるし‥」



 斗馬も譲らない。



「斗馬はなかなかユーモアがあるね。

 まぁ、そろそろ話を進めるよ。」



 最高神様はこれ以上疑われるのを嫌って、話題を変える事にする。



「バスの無事は伝えたから‥

 そうだ!

 斗馬の身体がボロボロだったので、私の眷属にしたから。」



 最高神様がさらっと眷属化のことを伝えるのであった。

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