時渡り
『今、刻を止めました。
ダミー達もご苦労様です。
サブを残して全て私の中に戻りなさい。』
刻を止めた状態で黙々と作業を続ける最高神様。
『マスター、何をするつもりですか?』
サブがメインに尋ねる。
『ふふふふ
時渡りをちょっと‥』
メインが不敵に笑う。
『嫌な予感しかしませんが‥
まさか!?』
サブが何かに気がつく。
『後の事は任せます。
私は少し遊んできますね。
ほら、働き方改革ですか?
それです!
もうずっと休めていなかったので休ませてもらいます。』
メインはずっと楽しそうだ。
『私はマスターの指示に従います。
良い休暇になるといいですね。』
サブは反対する事なく、メインを見送る。
『では、行ってくるよ。』
そう言うとメインは消えてしまう。
『はぁ‥
時渡りまで使うとは‥
いってらっしゃいませ。』
メインが消えたので今後のことはサブが請け負うことになるのだ。
『さっ、頑張ろう!』
サブの気合いを入れた声が響くのであった。
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『さて、まずは時渡りを使って‥』
最高神様は時渡りを使って過去に移動する。
『次は職人神の所に‥
おっ、あった!
なるほど、これが彼のお気に入りか‥
よし、では中に入ろうっと。』
最高神様は斗馬の手に渡る前のバスと融合してしまう。
『後は少し邪魔をさせてもらうよ。
彼とのエッチは全て幻覚。
女神とて例外なく‥
ふふふふふ
彼はバスにしか興味ないのだから‥』
この後、最高神様と融合したバスが斗馬に渡されるのであった。




