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言い合い

「斗馬、久しぶり!

 元気にしてた?」

 女神様が先程の痴態を無かったようにする為、爽やかな笑顔を向けてくる。


「お、お久しぶりです女神様‥。」

 黙っていれば絶世の美女である女神様の最高の笑顔だ、久々に緊張してしまう斗馬であった。


「心配したんだからね‥

 もう心配しすぎて死にそうだったわ。

 斗馬成分が足りないのかしら?」

 女神様の目が獲物を狙うように鋭くなる。


 女神様の鋭い眼光にゾクゾクっとなる斗馬。


「大丈夫?

 寒いの?

 ほら、こっちに来て!

 come on!!」


 またキャラが壊れだす女神様。


バシッ!


 最高神様が神気を起用に指先で弾くと女神様の額に直撃する。


「痛っ!

 ちょっと最高神様!

 痛いんですけど!!」

 女神様が額を摩りながら最高神様に抗議する。


『少しは反省しなさい!

 貴女のせいで話が進まないでしょ!

 私は斗馬と話がしたいの!』

 最高神様がサラッと本音をぶちまける。


「斗馬?

 何、呼び捨てにしてるのですか!?

 斗馬を呼び捨てにして良いのは私だけです!

 いくら最高神様でも許しませんよ!」

 上位神が恐れ慄く最高神に女神が怒りをぶつける。


『コイツ、逆にスゲーよ。』

 最高神の別人格が女神を本気で褒めだす。


 その後も女神様と最高神様の言い合いが続いた。


 ・

 ・

 ・


「あの、そろそろ話を進めて良いですか?」

 女神様と最高神様の言い合いがひと段落ついたのを見て斗馬が口を開く。


『「どうぞ!」』

 気が済んだ女神様と最高神様が許可してくれた。


「どうして俺、天界にいるのですか?」

 斗馬は一番に疑問に思っている事を質問する。


「そこから!!」

 事情を知っていると思っていた女神が驚くのであった。

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