表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
551/628

電波

 パトラの兄のミーへの攻撃を防いだのはいいが、咄嗟のことで体勢を崩してしまう。もちろんこれは戦いなので俺が体勢を立て直すのを待ってくれるわけもなく、激しくて攻撃される。


 体重を乗せた重い攻撃だ。

 強い衝撃が何度も伝わってくる。


「ほら、地べたを這いつくばれ!」


 パトラの兄が笑いながら力任せに斧を振る。


 何度も衝撃を受けて、唇を切ってしまう。


 そろそろ盾を持つ手が限界だ。


 衝撃で指の感覚がなくなっていた。



<女神side>


「斗馬さん、ピンチじゃないですか!

 女神様、反撃して下さい!」


 天使達が周りで騒ぐが女神も困っていた。


「さっきから、電波の状態が悪いのよ!

 回線が切れちゃった!

 ちょっとサービスセンターに連絡して!」


 天界の電波の状態が急に悪くなって、遠隔操作が出来なくなっていた。

 辛うじてカメラの映像は映っているが画質はかなり悪い。


「連絡しました!

 3日後に来てくれるそうです。」


 天使から絶望的な報告を受ける。


「はぁ?

 3日後!?

 そんなに待てるわけないでしょ!

 あ〜これだから役所はダメなのよ!」


 女神は対応の悪さに激怒するのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ