表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
54/627

目が怖いです


 俺は国王様と宰相さんに解放されて、用意してもらっている部屋に戻る。


「ふぅ、疲れた。」


俺は誰もいない事を確認するとかなり大きめのベッドにダイブする。


「あーマジ疲れた。国王さん達と話すの緊張するんだよ。」


思わず愚痴が出る。


すると突然誰かが頭を撫でてくる。


!?


いきなりのことで思考が追いつかない。


「お疲れ様さまです。」


声を掛けてきたのはルナだった。


「あれ?いつからいたの?誰もいないと思ったから飛び込んだのに‥。」


まさか人がいるとは思っていなかったのでかなり恥ずかしかった。


「最初からいましたよ。」


ルナが笑顔で答える。


うーん、誰もいなかったけど‥。


「ベッドの下に‥。」


イヤイヤ、一国の王女がベッドの下に隠れたらダメでしょ!


俺がこんわくしていると頭を撫でていたルナが、いきなり俺の上に跨ってきた。


!?


「ルナさん、どうされました?」


驚き過ぎて、「さん」付けにしてしまった。


「トウマ様、お願いしたい事があります。」


ルナの様子がいつもと違う気がする。

何より目が怖いです。


「な、なんでしょうか?」


どもってしまう。


「あ、あの‥。お風呂で使っていた物を‥‥‥。」


お風呂?

ルナが何故か固まってしまった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ