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造反
???side
「国王が倒れたのか!?
それはまことか?」
国王を見張らせていた部下によってその情報が知らされていた。
「クックックッ
願ってもない好機!
天は我に味方したか!!」
王子は突然笑いだすと高らかに叫びだす。
「しかも、忌々しいパトラも一緒だとは‥
ハハハハハ
散々我慢してきた甲斐があったわ。」
王子は真剣な表情に変わると部下に命令する。
「国王と王女を引っ捕えろ!
罪状は‥
使徒への反逆行為だ!
取り調べは行わず、即首を刎ねる!」
「ハッ!」
王子の命令で数名の兵士達が動きだす。
「残りは使徒を城へ案内しろ。
くれぐれも丁重にな。」
残された者が頷くと散らばっていく。
「ハハハハハ
私が王になった暁にはエルフも獣人も全て滅ぼしてやる!!」
王子の暴走が始まる。
「おい!
念の為、宮廷魔導士にアレを用意させろ。
まずは獣人たちに我らの力を味合わせてやる!!」
王子の指示により、秘密裏に開発されていた生物兵器が運用されようとしていた。




