特別 クリスマス
すみません、これは2023年の12月24日にカクヨムの方で投稿した外伝のような物です。
本編とは全然関係ないので読み飛ばしても大丈夫です。
バン!
女性陣が集まる中、葵が勢いよく机を叩く。
「クリスマスパーティーをしましょう!」
それは有無を言わせない迫力のある言葉であった。
「そもそもクリスマスとは何でしょうか?」
サバルがごもっともな事を聞いてくる。
「キリストという神様の誕生祭です。」
No.9が即答する。
「で、キリストという神は‥」
さらにサバルが質問をしようとするのを葵が自らの言葉で遮る。
「とにかく飲んで食べて飲んでのお祭りのようなものです。
正直、誰の誕生日とかはどうでもいいのです。
騒げれば‥。」
あくまでも葵の意見を口にする。
「飲むのが2回あったけど‥」
ミーが細かいことを気にする。
「さぁ、準備に取り掛かりましょう!」
葵が立ち上がって皆に声をかける。
「そういえばトウマには声を掛けないのか?」
アリアが葵に問いかける。
「チッチッチッ
わかったないですね。
斗馬さんには秘密で準備して、後で驚かせるのです!」
葵が指を振ってドヤ顔でアリアに説明する。
「なるほど‥
それは面白そうだ。」
アリアも納得したのか口元で緩んでいた。
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「それでは、衣装に着替えてもらいます。」
葵が全員分の衣装を手渡していく。
「本当にこれであってますか?」
サバルが納得のいかない顔になっている。
それもそのはず、葵とNo.9以外は茶色をベースにしたトナカイ風の衣装だ。
ちなみに葵とNo.9の2人はミニスカートのサンタの衣装であった。
「ボクもそっちの着たい‥。」
ミーも不満を口にする。
「え?
皆さん似合ってますよ。
ほら、衣装なんて飾りですから何でも良くないですか?」
葵が言い訳のような事を口にする。
「おい!
皆んなも同じ衣装にしろ!」
アリアが怒りだす。
「え〜
皆さんスタイルが良いので同じ衣装になると私が不利に‥
じゃ〜皆さんはロングスカートで!」
葵は最後まで抵抗したが、最終的にはNo.9が皆んなの衣装を用意したのであった。
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「「「「「Merry Christmas!!」」」」」
無事に斗馬にサプライズができ、皆んなで楽しく過ごしました。
「ちょっと!
私の事忘れてない!!!」
片付けを始めようとした瞬間、女神様が乱入してくるのであった。