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密談1


 楽しい?朝食も終わり斗馬は国王と宰相に別室に連れられて行った。


とある部屋に13人が集まっていた。


「皆さん集まりましたね。それでは、私達の今後について話し合いたいと思います。」


椅子に座った第二王女のサラが手を目の前で組み、肘をついた姿勢で話を進める。


「あの‥トウマ様は呼ばなくて良かったのですか?」


ルナ様が恐る恐るサラに問いかける。

ちなみにルナは昔からサラのことを少し怖がっていた。


「トウマ様には後で伝えますので、まずは私達で話し合いましょう。」


サラの声は優しい声色だったが、目には黙っていろ!的な圧がかかっていた。


その圧によってルナが会話に入ることはなかった。


「さて、今後の予定だけど‥。ここにいる全員がトウマ様に抱かれた事によって妻になる権利が与えられました。」


サラの抱かれたというキーワードを聞いて何人かが行為を思い出して顔を赤くしていた。


「この中で妻になりたくない人はいる?もし居るなら、その人はこの部屋から出て行ってくれない?」


サラの言葉に反応する者は現れなかった。


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