表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
488/628

使命とは?

フェリス王女に捨てろと言われて、ショックを受ける魔女っ子三姉妹。


俺も何でも捨てるのは容認出来なかった。


だが、フェリス王女には譲れない想いがあったようだ。


「‥‥。」

「‥‥。」

「二人にはこれ以上は言えないかな。

まぁ、ここは母親の仕事ね。」


フレスコ以外の人格が無言になり、フレスコが一人で話を始めるようだ。


「トウマさん。

この極悪三姉妹は、遠からず必ず貴方に災いをもたらすでしょう。

貴方の使命は何ですか?

女神様より地上に遣わされた理由は何ですか?」


フェリス王女が真剣な表情で俺に問うてくる。


クッ!

特に使命など無いんだけどなぁ。

さすがに『無いです。』とは言い出せない空気だ。

これは困った事になったぞ。

真剣な表情のフェリス王女を見て冷や汗が止まらない。


何も無いとは言い出せないので少しだ嘘をつくことにする。


「俺の使命は世界を旅して、様々な場所を見て回ること。

女神様より、あまり現世に関わるなと注意と受けております。」


うん、我ながらそれっぽい事が言えたと満足出来る内容だ。


「モンスターをあれだけ多く倒したのって関わる事にならないの?」


お姫様抱っこしているアリアに論破されるのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ