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捨てなさい!

魔女っ子三姉妹については、良いタイミングで紹介するつもりだったのに‥。

完全に後手にまわってしまった。


とりあえず、言い合いを始めるフェリス王女と魔女っ子三姉妹の間に入ることにする。


「全員、落ち着いて!

あっ、シキは武器をしまうように。」


魔女っ子三姉妹の背後に回って斬りかかろうとするシキを止めておく。


「チッ。」


俺に止められてシキが舌打ちする。


いや、どれだけ斬りたかったの??


シキがしぶしぶ武器を懐にしまってくれた。


よし、流血沙汰は防げた。


次はフェリス王女だ。

これは難題だろうなぁ‥。

思わず頭が痛くなる。


「後で紹介するつもりでしたが‥。

俺の奴隷になったロージー、エルジー、デイジーの三人です。

思うところはあると思いますが、仲良くして下さい。」


強引に話を進めてみる。

これで納得してくれればいいけど。


「無理です。」

「嫌よ。」

「ムリ〜。」


拒否されてしまう。


「な、仲良くは無理でも納得はして下さい。」


ここで弱気になる訳にはいかないので、無理にでも納得してもらう。


「納得なんか出来ません。」

「絶対に無理!」

「う〜ん、これは無理かなぁ。」


やはり断られてしまう。


「だったらこの三人をどうしろと?」


何となく何を言うのかわかってしまうが、とりあえず聞いてみる。


「「「捨てなさい!」」」


三人の声が一致した。

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